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サザンファンの男性との夏デートが苦行すぎた女性の嘆き

8/21(水) 15:48配信

女子SPA!

 夏のデートといえば、海や花火、お祭りなど、夏らしいアクティビティが盛りだくさんです。そんな夏真っ只中で、前から気になっていた聖人さん(32)とデートの約束を取り付けた菜々子さん(25)は、彼の意外な性格を知ることになります。

興味のない聖地巡りに連れ回される

「その日は茅ヶ崎出身の彼が、私を案内するというプランになっていました。湘南とかは行ったことがなかったので、夏らしいし私もワクワクしていました。でも、蓋を開けてみたら、とんでもない苦行だったんです」

 ロマンチックに海辺を歩くイメージをしていた菜々子さん。しかし当日待ち合わせすると、「じゃあ行こうか!」と彼が歩き出した先は、よく分からない路地裏。

「歩きながら聖人さんは、自分はこういうことに今興味があって、こういうことを勉強していて…と色々話してくれました。なによりサザンオールスターズについて語る時は熱っぽくて。北海道出身者はだいたい大泉洋さんが好きってくらい、茅ヶ崎民もサザンが好きなんだって、力説してくれました」

止まらないサザントーク

 サザンは嫌いじゃないけど、特別興味はない。そんな菜々子さんに、彼はブラブラ歩きながら、ゆかりの地をどんどん紹介していったといいます。

「まずお腹が空いたなーって言ったら、『すぐ近くに有名なコロッケ屋があるから』って言われて、連れて行ってもらったらサザンゆかりのお店(?)だかで、ここのコロッケとメンチカツを食べようって彼は言い出しました」

 ゆっくり座ってランチを楽しみたかった彼女からすると、バッドチョイスとなってしまった食べ歩き。しかし聖人さんは菜々子さんのテンションに気づかず、その後も海岸を歩きながらサザンについて話し、カフェで一服しながらサザン愛を語り…と、全編サザントークを繰り広げたそうです。

夏祭りをディスり始める彼に萎えた

「もう正直飽き飽きしてて、やめてーって思って我慢できずに近くのイベントを検索しました。そしたら夏祭りがあるらしいので、『ここに行きましょ』って提案し、サザンデートからの脱却を図りました」

 無事サザンゆかりの地めぐりから夏祭りデートに切り替わった2人。ホッとしたのもつかの間。最終的に菜々子さんを萎えさせる行動を彼は取っていきます。

「なんと彼、ビールが飲みたいっていって、出店ではなく隣接している激混みのコンビニに突撃していったんです。『並んでるからやめようよ』って言ったら、『コンビニの方が安いから』って。確かに缶ビールの方が安いけど、お祭りとかの体験ってプライスレスじゃないですか。もうびっくりしちゃって…」

 その後も彼はことごとく「出店の食べ物はまずい」「座ってゆっくりご飯を取ろう」と、お祭りを軽めにディスり、奈々子さんを萎えさせたそうです。

「結局自分のしたいことがしたいだけだったんだなって、痛感しました。しかも私の住まいが彼の会社の近くだってわかると『今度行っちゃおっかなー』って、付き合ってもいないのに彼氏気取り。もうやめてーってドン引きしてデートを終わらせてきました」

 それ以来彼とは一度も会っていないそうですが、湘南の海をみるたびに、奈々子さんは聖人さんのことを思い出すそうです。

―シリーズ「夏に起きたトンデモ」エピソード―

<文/しおえり真生・イラスト/カツオ>

女子SPA!

最終更新:8/21(水) 15:48
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