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スマホの紛失&盗難に備えてやるべきこと。パスコードだけでは不十分だった

8/21(水) 15:55配信

週刊SPA!

~第60回~

 スマホをなくしたり盗まれた時は、端末代金以上のリスクが発生する。スマホにログインしてSNSやメールアプリを使われては大変だ。そのため、スマホの端末にはパスコードを設定していることだろう。パスコードを突破できなければ、工場出荷時に戻すしかなく端末からの個人情報流出は防止できる。

⇒やり方

 しかし、もう1つ注意しなければならないものがある。通信キャリアから貸与されているSIMカードだ。端末を購入したときに、側面のスリットに入れた小さいカードを覚えているだろうか。このカードには、固有の番号が割り振られていて、通信キャリアや電話番号などの情報が記録されているのだ。

SIMカードを不正利用されるとこんなリスクが!

 拾ったり盗んだ端末からSIMカードを取り出し、手持ちのスマホに装着すれば電話や通信ができてしまう。SIMには電話帳を記録することもできるので、それを読み出されてしまう可能性もある。

 まずは、電話や通信を使いまくられるというリスクがある。犯罪に使われた場合も、とりあえず警察がたどり着くのは契約者となるので、面倒なことに巻き込まれてしまう。

 SIMを差し替えた端末でもSMSを送受信できるので、ウェブサービスのパスワードリセットに利用される可能性もある。電話番号も元のままなので、オレオレ詐欺などに利用すれば成功率は跳ね上がるだろう。SIMカード内の連絡先に片っ端から電話をかけて金の無心をされては、人間関係への悪影響も大きい。

 国内でスマホをなくしたならまだ対応可能だが、海外旅行時に失ったりすると帰国まで数日かかったりすることもある。その間、別のスマホを用意していなければ、被害が拡大していても確認しようがない。

SIMカードを不正利用されないためには?

 そこで、オススメなのがSIMにPINコードを設定しておくこと。4桁の数字をパスワードとして登録しておき、不正利用を防止する機能だ。端末を再起動したり、SIMを差し替えた時にPINコードの入力が必要になる。

 iPhoneであれば、「設定」から「モバイル通信」を開き、「SIM PIN」をタップする。「SIM PIN」のスイッチをオンにすると、まずはPINコードを求められる。これは、通信キャリアが設定しているデフォルトのコード。「0000」や「1234」などになっていることが多いのだが、念のために契約しているキャリアのホームページなどで確認しよう。格安SIMでも同様だ。

 PINコードは3回入力するとロックがかかってしまうので、絶対に適当に入れないこと。既定のSIM PINは4~5パターンしかないので、ネットの情報を見て適当に入れてしまう人がいるが、オススメしない。3回間違えてロックがかかってしまうと、解除にPUKコードが必要になってしまう。一定時間待てば直るというわけではないので注意が必要だ。

 既定のPINを入力したら、SIM PINが有効になる。続けて、SIM PINを変更しよう。既定のPINを入力した後、任意の4桁を設定すればいい。

 Androidの場合はセキュリティ設定の中に「SIMロック」設定がある

 これで、SIMを差し替えたり、端末を再起動したときに、SIM PINの入力が求められるようになる。認証しない場合は、電話をかけたり通信することはできないので、不正利用されずに済む。

 スマホを再起動したときにPINを入力する手間はかかるが、不正アクセスされなくなるというのは心強い。特に海外旅行に持って行く前には、設定しておきたいところ。

 ちなみに、SIM PINの入力を3回間違えてロックされた場合、PINロック解除コード(PUKコード)が必要になる。これは、SIMカードの台紙に書かれていたり、通信キャリアのユーザーページから確認したりできる。万一に備え、トラブルが起きる前に確認し、メモしておくことをオススメする。PUKコードの入力を10回間違えると、完全にロックされ、有償でSIMを交換しなければならなくなる。繰り返しになるが、SIM PINやPUKコードは、適当に入力しないように注意しよう。

日刊SPA!

最終更新:8/21(水) 22:43
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