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「根本的に傲慢」:GoogleとFacebookの対応に、不満を募らせるバイヤーたち

8/22(木) 16:51配信

DIGIDAY[日本版]

スナップは新しい経営陣によって

一方、スナップは、新しい経営陣によってメディアバイヤーから新たに敬意を獲得した。Amazonの広告セールス責任者を経て、最高ビジネス責任者としてスナップに加わったジェレミ・ゴーマン氏は、セールスチームを地域戦略から垂直戦略へ再編することにした。この変更により、エージェンシーとブランドは新しい担当者と仕事をすることになったが、バイヤーたちによると、この移行が「シームレス」で、自分たちに恩恵があるものだった。

ハーマン氏は、「つい昨日、こちらから求めたわけでもないのに、私のアカウントを調べていて興味深い傾向に気づいたので最適化の方法を送付すると、スナップの担当者からのメールがあった。彼女はパートナーだと感じられる。すばらしいことだ」と語った。

メディアバイヤーたちは、FacebookとGoogleへのイラ立ちをネット上や舞台裏で表明しており、広告担当者にも直接伝えている。それでもほとんど変化はなかったし、これからも変わらないと思っているとバイヤーたちはいう。ハーマン氏は、Facebookという会社の問題を同社の広告担当者のせいにはしたくないと語った。そのうえで、スナップのようなリーダーシップの変更はFacebookに有効ではないかと提案した。

「スナップがこの1年で物の見事に変わったのは確かだ。新しい担当者に2回あたったが、しっかり取り組んでいるようで、実際にいまのほうがずっと歩調を合わせて進めてくれている」とハーマン氏は語った。

「残念ながら逃れられない」

ただ、バイヤーたちによると、(FacebookとGoogleの)二大企業は貧弱な関係管理でも通用している。

ZGMモダン・マーケティング・パートナーズ(ZGM Modern Marketing Partners)のデジタルストラテジスト、クリス・ミクーリン氏は、「かなり当てずっぽうで、大金を使わないとうまく行かないのが普通だが、たくさんの広告主がいるなか全員にサポートを提供するのは難しいのだから、私は理解はできる」と語った。

実際に、Facebookはオンラインにおけるリーチの規模とプラットフォームのアクティブな広告主の数を繰り返し宣伝している。1月にはCOOのシェリル・サンドバーグ氏が、Facebookは広告主数が700万に到達したと発表した。

ミニャーノ氏は、「クライアントのためにベストな結果を生み出し、クライアントのROIを最大化したい。そうした結果をもたらすベストな方法はFacebookであることが多い。広告担当者との体験がほかのプラットフォームほど強力なものではないとしても」と語った。

ファビアンスキ氏は、「残念ながら、我々は(Facebookから)逃れられない。それでも広告の成績がいい。しかし、それはFacebookが顧客のスキルを向上させようとしたというよりも、我々のチームが経験を積み、テストから知見を得られるようになったからだ」と、語った。

Kerry Flynn (原文 / 訳:ガリレオ)

編集部

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最終更新:8/22(木) 16:51
DIGIDAY[日本版]

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