ここから本文です

パソコン異変 「インテル入ってない」PCが急増

8/22(木) 10:12配信

NIKKEI STYLE

Windows 7のサポートが終了する2020年1月14日まで、あと5カ月となった。あなたが使っているパソコンは、すでに新たなOS環境に移行しているだろうか。

サポートが終了すると、セキュリティー更新プログラムが提供されなくなったり、新機能が追加されなくなったりする。結果として、新たな脅威に対する脆弱性が増すことになり、サイバー攻撃の標的にもされやすくなる。また、企業においては、トラブルが発生しても、日本マイクロソフトのサポートが受けられないため、ビジネスが止まるといったリスクが発生する可能性もある。

とくに、サポート終了後の2020年7月には、東京オリンピックが開催される。これまでの例から、開催国を標的としたサイバー攻撃が増加する可能性が高い。その点からも、日本マイクロソフトでは、新たな環境への移行を呼びかけている。

日本マイクロソフトの発表によると、2019年6月時点で、Windows 7搭載PCは、法人市場において1141万台、個人市場では871万台が稼働していると推定している。2018年12月時点では、法人市場では1600万台、個人市場では1100万台のWindows 7搭載PCが稼働していたのに比べると、この半年間で、かなり減少していることがわかる。

また、サポート終了直後の2020年3月末には、Windows OSに占める Windows 7のシェアは19%になると予測。2018年6月時点では25%と推定していたのに比べると、着実に置き換えが進んでいることを裏付けている。

日本マイクロソフトでは、2020年1月14日の「Windows 7」のサポート終了時点で、「Windows 10」の利用率を90%にまで高める目標を打ち出しており、一層の訴求活動に取り組む考えだ。

Windows 7のサポート終了に向けて、パソコンの出荷台数も上向いている。

業界団体である一般社団法人電子情報技術産業協会のパソコン出荷統計によると、2018年度(2018年4月~2019年3月)のパソコンの出荷台数は、前年度比9.3%増となったが、2019年度に入ってからはさらに高い成長率となっており、2019年4月は前年度比40.3%増、2019年5月は同47.1%増という高い伸びを示している。6月も23.9%増を記録。2019年4~6月の集計では、2014年以来5年ぶりに台数で200万台、金額で2000億円超えとなった。

とくに、法人向け市場が高い伸びを見せ、8カ月連続で、台数、金額ともに2桁成長を遂げているという。今後は、2019年10月の消費増税を前にした駆け込み需要もあり、個人向け市場の伸びも想定される。この勢いは、しばらく続きそうだ。

1/3ページ

最終更新:8/22(木) 12:15
NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事