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慰安婦問題の韓国重鎮女性「少女像で騒ぐだけの団体は大嫌い」

8/22(木) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 日韓関係において、常に火種となってきたのが歴史問題だった。ところが、そこにおいても韓国内で綻びや亀裂が生じていた。

【写真】挺対協の理事長として慰安婦問題に取り組んで来た金文淑氏

 8月12日、ソウルと並び反日運動の拠点となっている釜山の中心街にある釜山市役所で、「キリンの日」と題された従軍慰安婦関連のシンポジウムが開催されていた。

 釜山市長に続いて登壇したのは金文淑(キム・ムンスク)氏だった。メインスピーカーの一人として講演したものの、その表情はどこか不満げに見えた。

 金文淑氏は挺身隊問題対策釜山協議会理事長として長く慰安婦問題に取り組んで来た重鎮的存在だ。釜山市内では私財を投入して設立した「日本軍慰安婦のための民族と女性の歴史館」を運営している。90歳を超えたいまなお歴史館での教育活動等を精力的にこなし、韓国内では金文淑氏を題材にした映画(『HERSTORY』)が制作されたほどで、釜山を代表する著名人の一人となっている。

 イベント後、金文淑氏に話を聞いた。彼女は不満顔の理由をこう語った。

「今日のイベントに挺対協の尹美香(ユン・ミヒャン)が来ていた。私は彼女が来るならイベントには出席したくないと釜山市に言っていたのよ。それでもお願いされたから出席はしたけど、本当に気に食わないわ」

 挺対協(現・日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯)は慰安婦問題を支援している韓国の市民団体。日本大使館前に少女像を設置し、水曜日デモを主催している団体としても有名だ。尹美香氏は同団体の代表で、慰安婦問題では韓国内で最も影響力があるとされる女性である。金文淑氏は厳しい口調でこう語った。

「そもそも挺対協は尹貞玉(ユン・ジョンオク)先輩と私で始めた団体だったの。尹美香はそのときは使い走りよ。彼女が代表になってからの挺対協は金儲け一途になってしまった。全てカネ、カネ、カネ。水曜日デモで募金をかき集め、世界中から寄付を集める。慰安婦たちも『私は英雄よ』というような振る舞いをするようになってしまった。立派な着物を着て、カメラの前でパフォーマンスをする。このように慰安婦を変えてしまったのも、尹美香や挺対協なの。そんな姿勢に耐えられなくて、私は彼女らとは縁を切ったのよ」

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最終更新:8/22(木) 8:27
NEWS ポストセブン

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