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アメカジ回帰 80年代アウトドアカジュアルが新鮮

8/22(木) 6:05配信

NIKKEI STYLE

《石津祥介のおしゃれ放談》原宿CASSIDYでアメカジを語る(上)

 半世紀前に日本の男性ファッションを劇的に変えた「アメカジ」人気が再燃している。紺ブレにボタンダウン、スニーカーが売れ、米リーバイスは今春、ニューヨーク証券取引所に再上場を果たした。メードインUSAはなぜまた注目されるようになったのか。服飾評論家、石津祥介さんと訪れたのは、40年余にわたりアメカジを発信し続けてきた「原宿CASSIDY(キャシディ)」(東京都渋谷区)。バイヤーの草分け、八木沢博幸さんが目利きした品ぞろえで全国にファンを持つ人気の店だ。まず店内に飾られた写真に目を留めた石津さん。自身が編集に携わった写真集「TAKE IVY」に収められている4枚だ。

【写真はこちら】石津祥介のおしゃれ放談 アメカジ人気が再燃

■1965年出版の写真集「TAKE IVY」が火付け役

――ヴァンヂャケット(VAN)が米東海岸のアイビーリーグの学生の日常着を紹介した写真集「TAKE IVY」はアイビースタイルのバイブルでした。石津さんが編集に携わりブームを巻き起こしました。

石津「出版は1965年。ほら(と、店内の写真を指さして)、半世紀前にアメリカの学生はあんな格好をしていたのです。一方で僕らが写真集を見せたいと考えていた日本の男たちはまだ、詰め襟しか着たことがない人ばかりだったんですよ」

――写真集は鮮烈な印象を与え、日本のおしゃれな若者の目をくぎ付けにしました。八木沢さんも影響を受けましたか。

八木沢「勝手に写真を飾ってしまって怒られちゃいますね(笑)。僕が大好きなので店に写真集を置いています。いつもお客さんがパラパラと見ているほど人気なので、写真も飾るようにしました。すると外国人のお客さんが『TAKE IVYだね』と知っていて、びっくりします」

八木沢「VANのグラフィックも大好きで。特にVANのカジュアルブランド『シーン』で操上和美さんが撮影したポスターが駅にばーっと張られていたときなどほしくてたまらなくて。海外の雑誌のようにかっこよかった。VANからは洋服だけでなくグラフィックにも影響を受けました」

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最終更新:8/22(木) 13:05
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