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【競泳】速報/世界ジュニア選手権 難波実夢が女子800m自由形で高校新をマーク!

8/22(木) 15:52配信

ベースボール・マガジン社WEB

 8月20~25日の日程でハンガリー・ブダペストで開催されている世界ジュニア選手権。日本からは男女9名が乗り込み、同年代のトップジュニアとの戦いに挑んでいる。

自己ベストを3秒32更新しての見事な高校新!

 大会2日目の8月21日、女子800m自由形で難波実夢(MGニッシン/天理高2年)が8分27秒24の高校新記録を樹立し銀メダルを獲得した。それまでの高校記録は、矢野友理江が2006年ドーハアジア大会で樹立した8分29秒51で、これを一気に2秒27更新する高校新だった。
 優勝は豪州の17歳、ラニ・パリスターで8分22秒49。パリスターは昨年のジュニアパンパシフィック選手権400、800、1500m自由形で優勝した実力者であり、先の光州世界選手権400m自由形で世界記録保持者のケイティ・リデキー(米国)を破って優勝したアリアーン・ティトマスと並ぶ豪州長距離界期待の選手だった。

 難波は4月の日本選手権で400、800m自由形を制した女子中長距離界期待の新鋭。5月のジャパンオープンでは400mで高校新を樹立し、この世界ジュニア選手権で800mでも高校記録保持者になることを目標のひとつに掲げていた。
 それまでの自己ベストはジャパンオープンでマークしていた8分30秒56。自己ベストを3秒32更新しての高校新で、この記録は、先に行なわれた光州世界選手権の同種目の予選7位相当の記録となり、世界選手権の予選でこの記録で泳いでいれば、世界記録保持者のリデキーと同じ決勝レースを泳いでいたことになる素晴らしいものだった。

 ちなみに、このタイムは今シーズンの世界選手権の代表選考で使われた派遣標準記録(800m自由形は8分25秒22)まであと2秒02と迫るもの。もちろん、来年の東京五輪代表選考会の派遣標準記録はまだ出ていないが、仮に今シーズンと大差がないものが設定されたとしても、半年で2秒短縮というのは、今の難波には十分可能な記録である。

 女子の400、800m自由形は、2008年以来、派遣標準を突破してのオリンピック出場者がゼロと、低迷が続いている。そんな日本女子中長距離界に誕生した頼もしい若鮎。難波はこのあと、200、400、1500m自由形にも出場予定で、複数の高校新樹立&メダル獲得が期待されている。

【難波実夢の800m自由形の高校新(100mごとのラップタイム)】
1.01.09、2.05.14(1.04.05)、3.09.18(1.04.04)、4.13.23(1.04.05)、5.17.70(1.04.47)、6.21.88(1.04.18)、7.25.34(1.03.46)、8.27.24(1.01.90)

文◎桜間晶子/スイミング・マガジン

スイミング・マガジン編集部

最終更新:8/22(木) 15:52
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