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8月第2週、長野県内の山岳遭難は22件。十分な睡眠や休養を取れるような登山計画を

8/22(木) 18:00配信

YAMAKEI ONLINE(ヤマケイオンライン)

長野県では県内で起きた山岳遭難事例について「島崎三歩の山岳通信」として情報発信している。2019年8月20日に配信された第159号では、8月5日~8月12日に起きた22件の山岳遭難事例について説明。夏休みに入り、遠方からの登山者が増えているなか、移動時間の考慮と体調管理の重要さについて言及。以下にまとめている。

下山中の転倒・負傷事故が目立つ8月第2週の山岳遭難

・8月5日、北アルプス槍ヶ岳で、家族と2人で入山した63歳の男性が、槍ヶ岳山頂から下山中に足を踏み外し転倒、負傷する山岳遭難が発生。男性は県警ヘリで救助された。

・8月6日、北アルプス大天井岳で、仲間と4人で入山した49歳の男性が、燕山荘から大天井岳に向けて縦走中に足を滑らせ転倒、負傷する山岳遭難が発生。男性は県警ヘリで救助された。

・8月6日、北アルプス常念岳で、家族と3人で入山した68歳の男性が、常念岳から下山中につまづいて転倒、負傷する山岳遭難が発生。男性は県警ヘリで救助された。

・8月6日、湯の丸高原烏帽子岳で、単独で入山した76歳の女性が、烏帽子岳から下山中に道に迷い、さらに転倒・負傷し行動不能となる山岳遭難が発生。女性は上田署員、上田広域消防署員により救助された。

・8月6日、南アルプス鋸岳で、64歳の男性2名が、鋸岳付近を登山中に崖に迷い込み、行動不能となる山岳遭難が発生。2人は翌7日に県警ヘリにより救助された。

・8月8日、北アルプス白馬岳で、登山ツアーに参加中の65歳の男性が、大雪渓を登山中に疲労及び体調不良により行動不能となる山岳遭難が発生。男性は大町署山岳遭難救助隊員、北アルプス北部地区遭対協白馬班救助隊員により無事救出された。

・8月8日、北アルプス八方尾根で、単独で入山した61歳の男性が、八方尾根を下山中に登山道から滑落、負傷する山岳遭難が発生。男性は大町署山岳遭難救助隊員、北アルプス北部地区遭対協白馬班救助隊員により救助された。

・8月8日、北アルプス常念岳で、単独で入山した42歳の男性が、8月1日に付近の山小屋に宿泊した以降、行方不明となる山岳遭難が発生(8月8日認知)。8月9日に常念岳から蝶ヶ岳の間で遺体が発見され、県警ヘリで収容された。

・8月8日、北アルプス赤岩岳で、単独で入山した67歳の男性が、燕岳から西岳方面へ縦走中に赤岩岳付近で滑落して負傷する山岳遭難が発生。男性は県警ヘリで救助された。

・8月9日、北アルプス大天井岳で、単独で入山した43歳の男性が、大天井岳から西方面へ縦走中に登山道上で石を踏みはずし、転倒・負傷する山岳遭難が発生。男性は県警ヘリで救助された。

・8月9日、北アルプス白馬鑓ヶ岳で、家族と2人で入山した50歳の男性が、白馬鑓ヶ岳から下山中に転倒、負傷する山岳遭難が発生。男性は県警ヘリで救助された。

・8月9日、北アルプス奥穂高岳で、家族と4人で入山した10歳の女性が、奥穂高岳方面に向け登山中、休憩場所で腰掛けた岩が動いてバランスを崩し、転倒・負傷する山岳遭難が発生。女性は県警山岳遭難救助隊により救助された。

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