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ついに「相談役」へ…72歳、島耕作はいつまで「現役」なのか?

8/22(木) 7:01配信

現代ビジネス

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『課長 島耕作』の連載スタートから36年。部長、取締役、社長、会長と順調に出世していった島耕作だが、本日ついに相談役に退くことになった。日本のサラリーマンの象徴として、日本経済を引っ張ってきた男は、これからどうなっていくのだろうか。72歳になっても、女性関係は現役でいられるのか。様々な角度から、著者・弘兼憲史氏に訊いた。
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島の会長職は点数にして50点

 ――「あの島耕作が会長を退任してついに相談役に!」と世間がざわついていますが、きっかけはあったのでしょうか。取締役時代から共にテコット(旧初芝電産)を率いてきた前相談役・万亀健太郎の胃がんも発覚しています。

 弘兼憲史(以下、弘兼):万亀の病気もきっかけの一つですが、一番大きいのは時期ですね。2013年8月に会長になって丸6年。もちろん会長職は何年やってもいいんですが、島耕作はオーナーではなくサラリーマンなので適当なところで退くのが一般的です。

 それに、今年の7月に僕の友人二人も会長を退任したんです。一人は中学の同級生で、東京海上日動火災保険の隅修三くんで、もう一人が大学の同期で、文化放送の三木明博くん。二人とも今年72歳で島耕作と同じ年。島耕作シリーズは現実に即した時間軸で話が進んでいるので、ちょうどいい見本だと思ったんです。

 隅くんは社長を辞して会長になった時期も島耕作と同じでした。その時に「持続可能な会社や組織にするために、大切なのは新陳代謝であり、一人の人間が長くトップにいるべきではない」と言っていた。島耕作が退くことでテコットにも新しい風が入るでしょう。

 ――島耕作自身は会長職での仕事はやりきったと満足しているのでしょうか。

 弘兼:今の日本の電機業界は韓国や中国の追い上げを受け、非常に厳しい状況です。社業においては納得はいってないですね。点数にしたら50点くらいかな。むしろ社業よりも財界での活躍が大きかった。経済団体の代表幹事を務め、日本が抱えるさまざまな課題や新しい可能性を探求する活動に取り組んでいます。相談役の方が自由に動けますから、今後はいっそう力を入れていくのではないでしょうか。

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最終更新:8/22(木) 8:50
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