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渡辺&東野、日本初の混合複メダルに王手! 平常心強調「僕らは優勝目指している」

8/22(木) 20:25配信

THE ANSWER

渡辺が華麗なプレーでアウェーの雰囲気を変える

 アウェーの雰囲気をはねのける快勝で、歴史を変えるメダルに王手をかけた。バドミントン世界選手権(スイス、バーゼル)は22日に各種目の3回戦を行い、混合ダブルスで世界ランク3位の渡辺勇大、東野有紗(日本ユニシス)が、2-0(21-13、21-11)で同13位のクリス・アドコック、ガブリエル・アドコック(イングランド)を破り、初のベスト8入りを果たした。3位決定戦がないため、翌23日の準々決勝を勝てば、世界選手権で日本勢初となる混合ダブルスのメダル獲得となる。渡辺は「特に意識はしていない。ベスト4に入れれば嬉しいが、僕らは優勝を目指している。明日も硬くならずに挑戦者の気持ちで挑みたい」と平常心で臨む姿勢を強調したが、大一番となる。

 ベスト8入りをかけた3回戦は、アウェーの雰囲気を変えてみせた。場内の観衆は、母国と同じ地域である欧州勢に肩入れ。しかし、渡辺が見せる華麗なプレーや意表を突くショットで空気が変わった。第1ゲームの12点目、スマッシュと見せかけてネット前にストンと落ちるドロップショットをノータッチで決めると、会場からは拍手が沸き起こった。18点目は、前日にも見せた、難しい体勢からスナップを効かせたバックハンドのクロスショットを決め、再び拍手。第2ゲームに入ると、今度は前衛の東野が早いタイミングでシャトルを捉え、得点を重ねた。

 ともに機動力に優れ、渡辺はスピード感のある動きからトリッキーなショットを放ち、東野は女子では珍しくパワフルなジャンピングスマッシュを打ち込む。渡辺は「世界ランク3位だけど、ランクまでもう少し力が見合っていない」と話すが、2人は、1年間のスケジュールで春に行われる最大のイベントである全英オープンで昨年に初優勝。今年も準優勝とすでに実績を残しており、メダルを狙う力は十分にある。

東野、混合複を「たくさんの人に面白さを知ってもらいたい」

 2人の躍進は、日本にとっては新たな力を生み出す可能性がある。前回の世界選手権で、日本は5種目中4種目でメダルを獲得したが、混合ダブルスだけは、いまだにメダルなしが続いている。歴史を変えれば、混合ダブルスの存在や、その魅力に気付く機会を得る日本のスポーツファンが出てくる可能性がある。東野は「たくさんの人に混合ダブルスの面白さを知ってもらいたい。上に行けば、見てもらえるのではないかと思うので、勝って、試合を見てもらいたい」と初の4強入りに意欲を示した。

 準々決勝の相手は、世界ランク5位のチャン・ペンスン、ゴー・リューイン(マレーシア)。3回戦では、日本の保木卓朗、永原和可那(トナミ運輸、北都銀行)が惜しくも1-2(21-17、13-21、14-21)で敗れた相手だ。強敵だが、日本のエース渡辺、東野が歴史を変えるメダル獲得へ、必勝態勢で挑む。

平野 貴也 / Takaya Hirano

最終更新:8/22(木) 20:25
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