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三原じゅん子、初入閣!? 本人語る議員生活10年の「表と裏」

8/22(木) 5:56配信

デイリー新潮

 梅雨が明け、酷暑が始まった。だが1カ月もすればそれも過ぎ去り、太陽のギラツキも落ち着く。どんなに暑くても夏は終わり、四季は巡るが、こうした自然の摂理に反する空間が存在する。東京・永田町。この権力亡者の巣窟だけは、秋になっても我こそ閣僚の椅子に座らんとアツい政争が繰り広げられる。内閣改造が9月に予定されている。

 季節が巡れば、時代も移ろう。

 末は博士か、大臣か――。

 旧来の価値観が溶解している令和の時代、この言葉はもはや死語と化していると言えよう。しかし、永田町の住人たちは、未だにその「地に落ちたポスト」を求めて右往左往している。

「9月の内閣改造では、小泉進次郎さんくらいしか目玉候補がいません。安倍総理としては、現在1人しかいない女性閣僚を増やすことで、話題作りしたいところではないでしょうか」

 と、大手メディアの政治部デスクが解説する。

「日頃から、安倍総理にメールを送るなどして媚びを売る片山さつきさん(地方創生相)は留任に必死の様子ですし、丸川珠代さん(元五輪担当相)も返り咲きを狙っている。女性政治家の鍔迫(つばぜ)り合いは見物です」

 しかし、彼女たちはいずれも閣僚経験者で“手垢”がついている。

「やはり世間で話題になるのは初入閣ですから、その点では現在54歳の三原じゅん子さんが有力視されています。彼女も、『非主流派』の石破さん(茂・元地方創生相)支持グループから抜けて菅さん(義偉・官房長官)に接近するなど、なかなか処世術に長(た)けていますからね」(同)

雑巾がけの次は…

 芸能界から政界に転身した三原氏は「タレント議員」の印象が強いかもしれないが、参議院議員に初当選したのは2010年だから、既に政治キャリアは10年近くに達している。

 今年6月には、安倍総理の問責決議案を提出した野党に対し、「恥を知りなさい」と言い放ったことで存在感を高め、参院選の政見放送では安倍総理のお供を務める大役も任された。官房長官と総理に気に入られているという「最強カード」を2枚持つ三原氏本人に訊(き)いてみると、まず「恥」発言に関しては、

「国会の終盤に問責決議案を出すのが慣例になっていることに対し、警鐘を鳴らす意味で口にしたんですが、実は私が『恥を知りなさい』と言ったのは今回が初めてではないこともあり、こんなに騒動になるとは思いませんでした」

 こう説明。次に入閣について話題を振ったところ、

「まだまだ全然そういうところには至っておらず、勉強中の身だと考えています」

 と謙遜しつつ、こう続けた。

「タレントをしていたことで、ありがたいことに名前を知っていただいているというプラス面はありますが、私自身としては、『タレント議員』という呼ばれ方に、マイナスしか感じてきませんでした。この言葉のイメージを払拭するために、これまではなるべく表に出ないよう党務での雑巾がけを心掛けてきたんです」

 つまり、ちやほやされがちなタレント議員であるがゆえに、目立つ場所ではなく、敢(あ)えて「裏方仕事」に徹してきたというわけである。とはいえ、ここに来て心境の変化もあるようで、

「私も国会議員になって10年目。いつまでも潜っているわけにはいきません。これからは、他の女性議員をもっと活動しやすくする意味でも、私自身が表に立ちたいと思います」

 政治家にとっての「表舞台」には当然、大臣ポストも……。

 三原氏の見晴らし良好!?

「週刊新潮」2019年8月15・22日号 掲載

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最終更新:8/22(木) 5:56
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