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勝ち組が威張る同窓会も60過ぎたら「ただの人」

8/22(木) 7:00配信

日経ビジネス

 今回のテーマは「同窓会」。

 同窓会に、あなたは行く派? 行かない派? それとも、行きたくてもいけない派? あるいはホントは行きたくないけど行く派? …さて、どの“派”だろうか?

【写真】同窓会に、あなたは行く派? 行かない派? それとも、行きたくてもいけない派? ホントは行きたくないけど行く派?

 かくいう私は「5人以上の飲み会は苦手」という社交性の低さから、めったに同窓会には参加してこなかった。

 が、数年前「一緒に行こうよ!」と半ば強制的に高校の同窓会に参加したところ……、ものすごく楽しくて。「ウブな青春時代を3年間同じ場所で過ごしたってだけで、こんなにも心地いいものなんだ?」と至極感動した経験がある。

 残念ながらその後は再び同窓会から遠ざかっているが、「同級生っていいじゃん」という確固たる観念は今も変わりなく続いている。

 ところが、男性の場合、少々事情が違うらしい。

 「同級生はみんな大企業のエリートばっかりなんで…」
 「活躍する同級生を目の当たりにすると落ち込むんで…」
と複雑な感情を話してくれたり、

 「『うちの会社が?』だの『うちの息子が?』だの自慢話ばっかでつまらない」
 「成功している同級生に嫉妬して色々という奴がいるから、気分が悪い」
と吐き捨てたり、

 「同窓会なんて行く意味はない。ノスタルジーに浸るか、病気の話をするか、人を妬んでグダグダ酒を飲むだけ」
と、積極的不参加を訴える人もいた。

 年齢、役職、職位、職種など、あらゆる上下関係を基盤とした会社組織で長年過ごしたことが関係しているのか? はたまた「1年上の先輩と給料が1万円違っていても気にならないけど、同期より100円少ないだけで、ものすごく落ち込んだりするのがサラリーマン」という、会社員ならでは習性によるものなのか?

 行くも行かぬも個人の勝手と言ってしまえばそれまでだが、先日、60代の男性にインタビューをしたときに、流れで同窓会の話になり、それが実に興味深く、「60過ぎの同窓会」についてあれこれ考えてみようと思った次第だ。

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最終更新:8/22(木) 7:00
日経ビジネス

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