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当面は車検ナシ! 電動バイクの免許区分は定格出力20kW超で大型免許が必要に

8/23(金) 14:39配信

WEBヤングマシン

ただし今後の普及次第では導入も検討

ハーレーダビッドソンが高性能な電動バイク、ライブワイヤーを正式発表し、MotoE選手権やマン島TTにおけるTTゼロクラスでも電動バイクがクリーンさと高性能をアピール。台湾のキムコは、1000ccスーパースポーツに迫る高性能のスーパーNEXを開発すると発表している。しかし、日本の車両登録制度における電動バイクの区分は原付1種または2種、そして軽2輪の3種類のみ。これが見直されることになった。

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気になる“道路運送車両法”での扱いが判明

7月22日、警察庁は、道路交通法施行規則の改正案に関してパブリックコメントの募集を開始。この中で、既にお伝えしたスマホ運転の厳罰化などに加え、「電動バイクの免許区分見直し」が予定されている。

現在、電動の大型バイクは定義されておらず、出力が高くても「ガソリンエンジンで250cc以下と同じもの」として扱われてきた。搭載モーターの定格出力が0.6kW以下なら原付免許(~50cc)、1kW以下は小型限定普通2輪免許(~125cc)、1kW超は全て普通自動2輪免許(~250cc)の扱いとなっている。

パブリックコメント募集の免許制度改正案ではこれを改め、20kWを超える車両は大型2輪免許が必要となる。今後、ハーレーのライブワイヤーやキムコのスーパーNEXなど高性能な電動バイクが登場予定ということもあり、これに先駆けて普通2輪免許で運転できる上限を設定するのが改正の狙いだ。

気になるのは「車検」の有無だ。道路運送車両法では今まで車検のない原付1種&2種または軽2輪登録の扱いだったが、今後、定格20kW超は免許区分で250cc超の扱いとなるからだ。

警察庁に尋ねると「(車両法の)管轄が国土交通省のため不明」との回答。そこで国交省自動車局に取材したところ「現状で車検は検討していません」という。つまり今後20kW超の電動バイクに乗るには大型2輪免許が必要だが、登録は軽2輪扱いとなり、車検なしで維持できる。これはユーザーにとって朗報だ。しかし「(20kW超の電動バイクが)広く普及した場合、検討する可能性はある」(国交省)とのことだ。

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最終更新:8/23(金) 21:15
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