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韓国大統領の正体――現地総力取材でわかった文在寅「反日」のルーツ

8/23(金) 6:00配信

文春オンライン

元慰安婦・李さんはなぜ晩餐会に?

 前出の元慰安婦・李さんは「独島エビは甘くて、おいしかった!」と語るが、そもそも彼女はなぜ晩餐会に出席することになったのか。李さんが語る。

「最初、外交部から私に招請状が来ました。私が青瓦台に行くと、大統領秘書室長の任鍾ソク(イムジョンソク ※ソクは析の下に日)氏が『私たちがあなたを招待しました』と言っていました。15年12月の日韓政府による慰安婦に関する合意は何の価値もない合意です。トランプ大統領には『慰安婦問題と歴史問題を解決して、ノーベル平和賞をお受けください』と言いたかったが、機会がなくて言えませんでした」

 前出の在ソウル記者は、今回の文政権の対応ぶりについて、こう指摘する。

「米側の制止をふりきってまで“生中継”を強行したのは、トランプと近しいことを国民に印象付けたかったから。晩餐会での元慰安婦の招待、独島エビの提供も、反日のスタンスを国内にアピールすることで高支持率が維持できると考えたからです。小手先のパフォーマンスをすることに躍起で、後の影響を考えていない典型的な例ですよ」

 目先の人気取りのために場当たり的な対応をするポピュリスト……と、ここまで書いてくるとイヤでも思い出す“御仁”がいる。

 普天間基地の移設をめぐり、具体的な方策もないままに「最低でも県外」と発言し、日米同盟を毀損した鳩山由紀夫元首相である。

文氏と鳩山氏の共通点とは?

「確かに似てますね」と語るのは、前出の外務省関係者だ。

「鳩山さんは、直前に話をした人の意見を、自分の意見として、前後の脈絡なく発言してしまう。よくいえば、人の話をよく聞くのですが、悪くいえば、単なる優柔不断。行く先々でその場の人たちにウケる発言をするので、過去の発言との整合性がとれなくなる」

 韓国人のある政治評論家はこう分析する。

「文氏が、盧武鉉氏と決定的に違うのは、カリスマ性とリーダーシップです。文氏は庶民派弁護士と称していた頃の影響からか、大統領になっても、いろんな意見に耳を傾け全てを取り入れようとする。結果、周りの参謀たちの意見に振り回され、トップダウンでの意思決定ができないのです。北朝鮮への融和路線も、現在の参謀たちの影響を少なからず受けている。その一例が秘書室長ではないか」

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最終更新:8/24(土) 3:09
文春オンライン

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