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多部未華子が演じる「堅物経理女子」、これぞ令和のオフィスドラマ

8/23(金) 17:00配信

週刊女性PRIME

領収書や請求書から見えてくる人間模様を描いた、地味でまじめな経理女子がヒロインのお仕事ドラマ、ドラマ10『これは経費で落ちません!』(NHK総合 金曜夜10時~)。制作者が明かす中盤以降の見どころ、キーマンとは─。

【写真】多部未華子演じる経理女子のおカタい制服姿

異色の主人公は経理女子?

「メーカーの経理女子が主人公という、これまであまり見たことのないお仕事&恋愛ドラマです。

 不器用ながらも仕事に几帳面という堅物の主人公・森若沙名子役を、多部未華子さんが見事に演じてくれています。しっかり者だけど魅力的で恋に奥手。さまざまな顔を見せる沙名子役を演じられるのはどなたかを考え、たどり着いたのが多部さんでした」

 こう話すのは、管原浩制作統括。原作は、青木祐子の同名小説。

 原作のタイトルのインパクトに惹かれたというAX-ON(アックスオン)の戸谷志帆梨プロデューサーは、映像化にあたっての決め事を明かす。

「まず、沙名子をスーパーキャラクターにしないこと。沙名子は優秀だけど、すごくスキルを持っているわけではない。地味でまじめで、公私混同が嫌いな普通の女性です。そして、沙名子に領収書を提出する問題社員たちも完全な悪者にしないという点もこだわりました。ささやかな日常での沙名子の小さな活躍を丁寧に描いています」

仕事でカッコいい瞬間を描きたかった 

 沙名子が“これは経費で落ちません!”の決めゼリフで問題社員を一刀両断する勧善懲悪ドラマではない。状況に応じ、沙名子は経費で落ちることを伝えたり、経費として請求するようアドバイスする。リアリティーのある人間模様に共感する人が多いという。

「日ごろ働いていても、決めゼリフなんてないですよね。でも、仕事でカッコいい瞬間ってあると思うんです。そこを描きたかった。

 視聴者の方には沙名子の本質的なカッコよさ、可愛らしさをわかっていただけているようで、うれしいです。沙名子のようにスポットライトのあたりにくい場所でもまじめに働くことが、ささやかでも誰かのためになっているのではないかと思います。今作が、まじめに働く方へのエールになればと思います」(戸谷P、以下同)

 沙名子に恋心を抱く営業部の山田太陽役の重岡大毅をはじめ、キャスティングにもこだわった。

「山田太陽は、天真爛漫だけどバカではない。それを笑顔で表現できる方と思い、重岡さんにオファーしました。

 経理部員は原作のイメージに忠実にと考え、経理部長は吹越満さんにお願いしました。原作では経理部長と営業部長は同期で犬猿の仲ですが、ドラマでは大学の先輩後輩で犬猿の仲という設定に変え、角田晃広さんにお願いして、コミカルな対決になっています。原作で営業部長は、吉村と姓だけですが、ご相談した青木先生が、角田さんに“期待とリスペクトを込めて”と、角田さん自身の名前を吉村につけてくださいました」

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最終更新:8/23(金) 17:00
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