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平井“ファラオ”光が語る“サンリオ沼”「大人であればあるほどハマる要素がある」

8/23(金) 17:00配信

ザテレビジョン

7月28日(日)、東京・サンリオピューロランドで開催された「サンリオ大好きおじさんの推し事~芸能サンリオ部(非公式)First impact~」。同イベントに出演した、お笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の平井“ファラオ”光に、サンリオへの思いを聞いた。 

【写真を見る】ファラオら“芸能サンリオ部”とクロミたちサンリオキャラクターがダンス!

同イベントは、大のサンリオ好きとして知られる、フォラオ、アントワネット・山口いく、増本健一の3人で構成される“芸能サンリオ部(非公式)”の3人が、サンリオのカワイイを伝えるイベント。

イベントには、クロミ、リトルフォレストフェロォ(めろぉ)、シナモロールも登場し、“芸能サンリオ部”とダンスパフォーマンスなどを披露。観客は、異色なコラボレーションにペンライトと声援で応戦。“サンリオ愛”に溢れるイベントとなった。

■ フォラオ光、インタビュー!

――まず、サンリオにはまったきっかけを教えてください。

もとは、カズレーザーに「ファラオさんがサンリオ好きだったらおもしろいんじゃないですか?」って言われて。で、「確かに」と思ったんで、最初はビジネス目的で入ろうかなと思って。家帰って、サンリオさんのホームページのキャラクターを年代順に並べたページを見つけたんです。

そのなかで最初のほうに出てくる1973年に生まれたバニー&マッティというキャラクターに一目惚れしまして。U字型の口とか、めちゃくちゃカワイイと思って。ほかのキャラクターも改めて見ると思ってたより全然カワイイことに気付いて。

あと、カワイイだけじゃなくてツッコミどころが多いキャラクターもたくさんいて。名前が「ゾウ自転車」というキャラクターがいるんですが、プロフィールには「サイクリングも趣味のひとつ」と書いてあるんですよ、「ゾウ自転車」って名前なのに!そういうこともあってどんどんハマっていきましたね。

――今回のイベントで、クロミ、シナモロール、リトルフォレストフェロォと共演してみていかがでしたか?

何でしょうね、この気持ちは…俺はもう「この子(クロミ)にずっと付いていく」って思いました。舞台袖でも懐いてくる感じがあったりして、めちゃくちゃカワイイんで…(思わず頬がゆるむ)。

まだファンになって一年程度のやつが言うのも何なんですけど、人生で初めてチャレンジしたダンスの稽古とか、今日に向けていろいろな準備を何か月もしてきたので、終わって舞台袖にはけたときに本気で涙が溢れてきちゃいました。

イベント中は、普段地下ライブではなかなか見せない顔になっていたと思います。来てくれた芸人もびっくりしてました。

――イベントで着られていたお洋服が、サンリオのイメージとぴったりで素敵でした。

イベントで言うのをすっかり忘れてしまったんですが、この衣装はピューロランドで働いているスタッフさんが実際に着ているコスチュームなんですよ!王子(山口)が着ていたコスチュームもそうです。増本さんはもともとピューロランドで出演されていたミュージカルのコスチュームでした。コスチュームを貸してもらえるのは凄いことですよね!

――サンリオピューロランドに初めて来たときの感想を教えてください。

去年の7月、「2018年サンリオキャラクター大賞」発表の日に初めて行きました。そこで初めて見た、「Miracle Gift Parade(ピューロランドオープン25周年を記念して2015年から開催しているパレード。キャラクターたちが歌やダンスを披露する)が、歌も良いし、ダンスのパフォーマンスも高いし、何より、キティちゃん(ハローキティ)のカリスマ性のある存在に衝撃を受けました。

キャラクターが和やかに踊ったりしている中、途中で悪役が出てきて暴れまわるんですけど、キティちゃんが力じゃなくて精神の部分で説き伏せるんです。ある程度大人になって、いろんな映画とか小説とか見てきた身からすると緻密に計算されたストーリーとか見てきているわけじゃないですか。

非常にシンプルなストーリーで斬新では無いと思うんですけど、だからこそ響いたみたいなところがあって。あと、カワイイキャラクターたちが一生懸命ショーをしていて、それだけで泣いちゃったりするんですよね。

■ 無償の愛を感じた、初のキャラクターグリーティング

――ピューロランドでは、キャラクターとハグや記念撮影ができる“キャラクターグリーティング”が人気だと聞いたのですが、初めてグリーティングをした時はいかがでしたか?

初めてのグリーティングはエスプレッソ君(シナモロールのお友達)だったんですけど、キャラクターと1対1になったときに、緊張で舞い上がっちゃって、人見知り特有の見えない壁みたいなものを作っちゃったんです。

でも、エスプレッソ君がその壁を突き破って小さな手でハグしてくれて。誰とか差をつけず、無償の愛をささげてくれるんだと思って感動しましたね…あの時の感動は一生忘れないと思いますね。

――グリーティングでは、キャラクターによって対応に違いはありますか?

クロミ様はマイメロちゃん(マイメロディ)のライバルなので、マイメロちゃんのグッズ持っていったら怒って奪い取ったりしてカワイイんです(またも思わず顔がほころぶ)。

バッドばつ丸は“オレ様”みたいなキャラクターなので、ほかのキャラクターのグッズを持っていったら隠したりとかしちゃったりするのもカワイイんですよね。プリン君(ポムポムプリン)は自由に動き回ったり…キャラクターによって違うのも魅力的ですね。

――サンリオ好きになってから性格面で変わったことはありますか?

泣く機会が多くなりましたね。サンリオさんの昔のアニメとかもいろいろ見たりしているんですけど、映画でもこんなに泣くことないだろってくらい泣ける作品とかあったりするんで。サンリオの世界を見てると、純粋に美しい世界だから。こうだったら良いなと思って泣けてきちゃうんだろうなと思うんですよね。

――サンリオの作品に触れる中で、心に響いた場面はありますか?

アニメ「おねがいマイメロディ」という、なかなかノリがぶっ飛んでいて、笑える部分も多い作品に、「くるくるシャッフル!」っていうシリーズがあって。その中でクロミ様がマイメロちゃん(マイメロディ)に対する恨みをひたすら書き綴ったノートみたいなものも作ってて…。

「くるくるシャッフル!」の最後の方で、クロミ様がマイメロちゃんに対する恨みが大き過ぎたのと、闇の精みたいなやつに取りつかれちゃって巨大なモンスターみたいになっちゃうんですよ。

みんなでクロミ様を助けようとするんですけど、クロミ様はマイメロちゃんに対してずっと思い描いていた理想の復讐の仕方(マイメロちゃんをたんすの中に閉じ込めて鍵を閉める)があって。そんな中、マイメロちゃんがクロミ様が書いたノートをたまたま読んでしまって。

マイメロちゃんは「いつもこんな申し訳ないことしていたんだ。ごめんね」って反省して、そのたんすに自ら入ろうとするんです。でもそのたんすは入ったらもう出られないという設定で…それを見たクロミ様がパッと目を覚まして「お前がいなくなったら、あたいは誰と喧嘩すればいいんだよー!」って言って助けるんですよ!もう、ドーン(泣)ですよ。「くるくるシャッフル!」は音楽も良い曲で名作なんでお薦めです!

あと、昔のアニメで「ハローキティのハッピー!仮装大会」っていう30分くらいのアニメがあって。映画でもこんなに泣いたことないってくらいボロボロ泣きました。

農場をやっている家の子供が、役者をやりたいっていう夢を持ってて、子供のころに親とけんかして都会に行っちゃうんです。でも地元で仮装大会が開かれるっていうので、息子はちらっと様子を見に来るんですね。そこでお父さんが仮装大会の司会をやることになるんですけど、不器用な人なんで、たどたどしくなっちゃって全然司会ができないんです。

それを見かねた息子が顔を隠して司会を代わって上手いことこなして。終わった後にお父さんは「あいつじゃないか?」って気付くんですけど、「あんな家の出方したやつが何をいまさら戻って来てるんだ」って会おうとしないんですよ。

それを見ていたキティちゃん(ハローキティ)が一生懸命親子を繋げようとするって話で…たった30分くらいの話なんですけど、もう何回でも泣けますね。これは僕らみたいな芸の世界にいる人間は絶対心に響くと思うんで、いろんな人に薦めてるんですよ。

2019年1月18日のマイメロディの誕生日に、ファラオの親友だという男性がマイメロディーになりきり、さまざまな場所で撮った写真を投稿するアカウント「俺の旋律」が誕生。日々「カワイイとは何か」の答えを求める姿が更新されている。

――「俺の旋律」は謎多き存在ですが。

あいつは同じウサギ族としてマイメロちゃんを目指してるんです。それまでマイメロちゃんの存在を知らなくて、俺が「お前と同じウサギ族の中にカワイイやついるよ」ってマイメロちゃんの画像を見せたら、「自分と同じウサギ族のはずなのになんでこんなに差があるんだ」ってすごい衝撃受けてて。

あいつもゴールは「カワイくなる」ってところなんですけど、そこに向けて色々な場所に行って、あいつ本人はカワイイと思ってる写真を撮り続けてるって感じですね。

――「俺の旋律」では写真とともに「〇〇(撮影場所)にカワイイの答えはあるのだろうか…」と一文が添えられていますが、「カワイイ」の答えは見つかっているようでしたか?

見てるとやっぱり迷ってる感じがあるんで、まだ見つかってないんじゃないですかね。結構頑固なやつでもあるので、俺がいろいろ言ってもそこは聞いてくれないんですよ。あいつには芸人としてもあんまりおもしろくないって言われるんで。

あいつからしたらあんまり好きなタイプの芸風でも無いっぽいんで。まあ仲は良いですよ。たまに撮影とかも一緒に行ったりするんで。昔は富士の樹海の中で一つの文明というか、文化があってその中でしか暮らしてなかったんですけど、それが東京まで出てくるようになって、成長したのかなと思います。

――最後に、まだサンリオに興味を持っていない大人に向けてメッセージをお願いします。

僕自身がそうだったように、大人であればあるほどサンリオってハマる要素があると思ってます。大人になると心のバランスをとるために癒しの要素は必要になると思うんです。

その癒しがアイドルだったり、ペットだったり、家族だったり…人によっていろいろあると思うんですけど、アイドル的なカワイさと動物的なカワイさと子供的なカワイさ全部兼ね備えているのがサンリオのキャラクターだと思うんです!

俺みたいなおっさんは、まさか俺がおっさんになってサンリオにはまると思ってないと思うんですよ。でもちゃんと向き合ったらこんなに素晴らしいんだよと気づく人はすごく多いと思うんで、そこを振り向かせるきっかけを僕ができたら良いなと思いますね。(ザテレビジョン)

最終更新:8/23(金) 17:00
ザテレビジョン

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