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松本潤で想像しながら読みたい!『陽だまりの彼女』映画とは違う原作の結末とは

8/23(金) 7:30配信

Book Bang

 エキサイティングな歴史小説、胸キュン恋愛小説、そしてスポーツノンフィクション。何の共通点もないバラバラのセレクトに見えるかもしれない。

 だが、ある層の人々は、このラインナップを一目見ただけで大きな共通点にすぐ気付くだろう。

 そう、人気グループ「嵐」のメンバーの主演で映像化された三作なのである! うふふ。

 私は45年来のジャニーズファンで、本の情報サイト「Book Bang」でジャニーズ出演作品の原作本を紹介する「ジャニ読みブックガイド」というコラムを連載している。その中から嵐に絞って選んだのがこの三作だ。

 和田竜『忍びの国』は、2017年に大野智主演で映画化。織田氏と伊賀国衆の戦いである天正伊賀の乱を題材にしたもので、無門という忍びを大野くんが演じている。私が初めて本書を読んだのは映画化の話が出る前だが、にもかかわらず「これ実写化するなら無門は絶対大野くんでしょ!」と思った。それほどぴったりだった。

 無門は、普段はまったくやる気が見られない。口数も少ないし、他の忍びとの競争意識もない。他の人が働いていても自分の仕事が終わったらとっとと帰りたがる。妻に頭があがらず、家に入れてもらえなかったりもする。ところがいざ事が起きると、抜群の身体能力を見せる。

 これがもう、普段はやる気なさげに見えるのに曲が始まるとキレッキレのダンスと抜群の歌でファンを魅了する大野くんそのものなのだ。さらに、本文中の無門の喋り言葉はまさに「大野くんの喋り方」で、ほんとびっくりするから、大野担は是非読んで。

 越谷オサム『陽だまりの彼女』は2013年に映画化。主人公の奥田浩介を演じたのは松本潤である。

 浩介は仕事先で中学時代の同級生・渡来真緒に再会。ふたりは付き合い始め、結婚を考えるが、実は真緒にはある秘密があったのだ――というベタ甘で胸キュンで切ない恋愛小説である。浩介はごく平凡な普通の優しい青年だ。

 それまでの松潤は、「ごくせん」や「花より男子」などの俺様キャラの印象が強かったので、この普通の青年・浩介には違和感があった。だが映画を見ると、「うわっ、松潤ってこういう表情もできるのか!」と驚きの連続だったのである。何これ嘘でしょ。俺様どこ行った。可愛い……尊い……。

 ただ、映画と原作ではラストの展開が違う。かなり違う。決定的に違う。映画は映画でいいのだが、原作は寂しいんだけどクスっと笑えるような、とても余韻のあるエンディングなのだ。松潤担の皆さんにはぜひ原作のラストシーンを松潤で想像しながら読んでほしい。最後のセリフを悲しげに微笑みながら口にする松潤の顔が浮かぶぞ! 

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最終更新:8/25(日) 13:09
Book Bang

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