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「え? クボがどうしたって?」久保建英について問われたマジョルカ指揮官は怒りを滲ませて…

8/24(土) 6:11配信

SOCCER DIGEST Web

さすがに“日曜デビュー”は現実的に厳しいか

 現地木曜日、ラ・リーガ1部の古豪マジョルカは、レアル・マドリーから1年の期限付きで日本代表FW久保建英を獲得したと発表。この一報はリゾート地として有名なマジョルカ島のサポーターを大いに熱狂させ、クラブ公式サイトも地元メディアもセンセーショナルに伝えた。

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 一夜明け、さっそく久保は真っ赤な練習着に身を包んで初のチーム練習に臨んだ。同じ日にギャンガンからの完全移籍が決まったフランス人MF、ヤニス・サリビュルとともに、チームメイトたちから頭をポンポンと叩かれるニューカマー専用の儀式も体験。和気あいあいとしたムードのなかで、汗を流した。

 練習後、記者会見場に現われたのがビセンテ・モレーノ監督だ。44歳の叩き上げで、2017年夏に3部リーグに属していたマジョルカの監督に就任すると、1年目で3部優勝、2年目には2部で5位に食い込んで昇格プレーオフを見事突破してみせ、瞬く間にチームをプリメーラ(1部)へと導いた。スペイン国内でも俄然注目度が高まっている気鋭の指揮官である。

 会見は日曜日に行なわれるラ・リーガ第2節、レアル・ソシエダ戦に向けたもの。報道陣は指揮官の口からいまだ発せられていない“久保評”が聞きたいところだったが、厳格な元MFは機嫌を損ねたのか、声のトーンを上げながらこう語りかけた。

「え? クボとの契約についてだって? 我々は日曜日に重要なゲームを控えている。それについてまず話さないなんて、レアル・ソシエダへのリスペクトを欠くことになる。確かにふたりの新しい選手がチームに加わった。クラブが獲得を決めたわけだが、もちろんわたしも彼らが素晴らしいパフォーマンスを披露してくれると期待している。でもそれ以上のことはなく、現時点でわたしからなにか話すことはないよ。彼らはまだ今日初めてトレーニングをしたところで、日曜日のゲームに出るかどうかなんて分かりっこない。確かなのは、ずっと練習を重ねてきた選手たちのほうがより、ゲームに出る可能性は高いということだけだ」

 ソシエダ戦にフォーカスしたいモレーノ監督は、その後もいっさい久保について語らなかった。それでも最後に、40人近くが詰め掛けていた取材陣に対して、「マジョルカでは誰ひとりとしてレギュラーは保証されていない。選手たちはみな、スタメンを勝ち取るために闘わなければならないんだ」と、意味深なコメントを残した。

 契約成立直後、マヘタ・モランゴCEOは久保のソシエダ戦出場に関して「当然あり得るし、そのための調整をしている」と明かし、選手本人も「早くプレーしたいし、準備はできている」と話していたが、さすがに現実的に“デビュー”は厳しいだろうか。モレーノ監督の決断に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

最終更新:8/24(土) 6:37
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