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【真夏のスーパーカー特集16】ランボルギーニ カウンタックはあまりに“スーパー”で世界に衝撃を与えた

8/24(土) 12:01配信

Webモーターマガジン

16年にわたり“スーパーカーの帝王”として君臨

戦闘機を思わせる極端なウエッジシェイプと天に向かって跳ね上がるシザーズドア。ミウラの実質的な後継車として1971年のジュネーブショーに展示されたランボルギーニの次世代スーパーカー・コンセプト「LP500」は、世界を震撼させると同時に、“スーパーカー”のアイコンとなった。この短期集中連載はこれが最終回となる。

【写真】インパネやエンジン、LP500Sなど他の仕様を見る

マルチェロ・ガンディーニによるエキセントリックなデザイン、ダラーラ監修のもとパオロ・スタンツァーニが手掛けたセミモノコックのボディとシャシ、そこに搭載された5リッターのV12エンジン。あまりにスーパーゆえ、1971年のジュネーブショーに「LP500」として展示されてからも開発は継続され、市販型「LP400」の登場は3年後の1974年まで待たねばならなかった。

結局、市販モデルとなった「LP400」は、剛性不足解消のため骨格をセミモノコックからバードケージ状に組み上げられた鋼管スペースフレームに変更されたが、V12エンジンを前後逆に縦置き搭載し、トランスミッションを左右座席間に配置する特異なレイアウトはLP500を踏襲して採用された。駆動力はエンジンから前方のトランスミッションに入り、そこから後方に向けてオイルサンプを貫通するシャフトを介してリアデフに伝達される。

この凝った方式により、縦置きミッドシップながらホイールベースをミウラ(V12横置き)よりも50mm短い2450mmに収めることに成功。前後重量配分の改善やロングホイールベースによる操縦性悪化の解消のほか、リンケージを介さずに変速ができるためシフトフィーリングもダイレクトになっている。

一方、LP400に搭載されたエンジンはミウラで実績を積んだ4リッターV12DOHC。燃料供給はウエーバー45DCOEツインチョークキャブレター×6で行う。ちなみにLP500発表時のスペックは4971ccから400psを絞り出し、最高速は300km/hだった。それに対して市販型のLP400は3929ccで出力も375psに抑えられていたものの、最高速度はLP500と同じ300km/hと公表された。

1978年には最初のエボリューションモデルである「LP400S」が登場した。カナダの石油王でありF1チーム・オーナーであったウォルター・ウルフが別注した3台のカスタムLP400を参考に、ダラーラによって性能向上が図られたモデルである。リアに超偏平のピレリP7(345/35ZR15)を履くため、それを覆うワイドなオーバーフェンダーが追加され大型リアウイングが装着されるなど、一段とどう猛な印象を強めている。

1980年代に入っても進化を続けたカウンタックは、1982年に4754ccのV12を搭載した「LP500S」を発売。1985年にはDOHCを4バルブ化した「5000QV(クワトロバルボーレ)」を発表するなど、1990年に後継車であるディアブロにその座を譲るまで、16年の長きに渡って“スーパーカーの帝王”の座に君臨し続けた。

ランボルギーニ カウンタック LP400 主要諸元

・全長×全幅×全高:4140×1890×1070mm
・ホイールベース:2450mm
・車両重量:1320kg
・エンジン:60度V12DOHC
・排気量:3929cc
・最高出力:375ps/8000rpm
・最大トルク:36.8kgm/5500rpm
・トランスミッション:5速MT
・駆動方式:縦置きミッドシップRWD

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最終更新:8/24(土) 12:01
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