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【夏の危険サバイバル】蚊よけ、叩き損ねても効果あり、虫よけスプレーなみ

8/24(土) 18:04配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

蚊をうまくよけるためのアドバイス

 現在、生息地の縮小(例えば、子供用のプールなど蚊が繁殖できる水場を減らすこと)や自然由来の幼虫駆除剤など、さまざまな方法で蚊の駆除が行われている。

 ただし、すべての蚊と幼虫を簡単に駆除できるわけではない。コンロン氏によれば、ヒトスジシマカなどの種は捨てられたポテトチップスの袋やペットボトルのキャップのような小さな水場でも繁殖できるという。蚊の防除の専門家が庭をきれいにし、あらゆる容器の水を抜くよう助言するのはそのためだ。

 蚊から身を守りたい人には、やはりディート入りの「虫よけがおすすめ」だとコンロン氏は話す。米環境保護局は1998年に安全性の見直しを行い、「商品ラベルの指示に従って適切な予防策を講じれば、DEET入りの虫よけが健康問題を引き起こす心配はない」と結論づけている。

 蚊の学習能力を利用する方法も、もちろん有効だ。今回研究の対象となった蚊の種類だけにしかない可能性もあるが、さしあたり、今のところは単純に動き続けることだとリッフェル氏はアドバイスする。

「屋外でバーベキューをする場合、叩こうとしたら蚊はあなたを覚えるでしょう。踊って、活発に動いて! そうすれば、蚊は誰か他の人のところに行きますよ」

この記事はナショナル ジオグラフィック日本版とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。科学的なニュースを独自の視点でお伝えします。

文=Michelle Z. Donahue、Martha Hamilton/訳=牧野建志

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