ここから本文です

日韓関係悪化…韓国「ヒュンダイ」日本再上陸はどうなる⁉

8/24(土) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

8月22日韓国政府は、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると発表。悪化した日韓関係は出口の見えない泥沼化の様相を呈し、これまで分けて考えられてきた「政治問題」と「経済問題」にも深刻な影響をおよぼしかねない状態だ。本記事では、その影響を受ける可能性もある韓国自動車メーカー「現代自動車(ヒュンダイ)」の日本市場再上陸計画について取り上げる。

2000年代に日本市場に参入した現代自動車だったが…

悪化する日韓関係だが、これまで政治と経済に関しては分けて考えられてきた。企業にとっては利益最大化が最も重要なミッションであり、当然、利害が一致した日韓両国企業としてはつながりを密にすることこそが重要であったからである。しかし、ここに来て雲行きは怪しい。

今回は自動車産業における両国の関係性、噂される韓国自動車メーカー「現代自動車(ヒュンダイ)」の日本市場再進出の背景について見ていこう。

さて、2018年の韓国メーカーの輸入台数(乗用車)だが、現代自動車(ヒュンダイ)が4台、起亜自動車(キア)が1台の計5台となっている(「日本自動車輸入組合(JAIA)」)。一方、韓国市場における日本車の販売台数だが、トヨタが1,578台(シェア7.7%)、ホンダが829台(同4.1%)、日産自動車が436台(同2.1%)だ(「韓国輸入自動車協会(KAIDA)」2018)。

例えばスマートフォン、液晶テレビをはじめとした電化製品等において、韓国製品は日本市場において存在感を見せているが、こと自動車の国内販売に関して、ここまで差がついているのはなぜか。

「韓国が1970年代に独自の国産車として初めての量産型として開発したのが現代自動車(ヒュンダイ)のポニーという車種でした。当時、国産をうたっていたものの、ベースになったエンジン等のパワートレインやプラットフォームは、実質的に三菱自動車の技術提供によるものです。そのような歴史的背景がある上に、日本国内の国産メーカのシェアは9割を超えます。そもそも輸入車にとって非常に難しい日本市場の攻略ですが、現代自動車は2000年代に日本市場に参入しました。正直ブランドイメージや信頼性の低さ、デザインなどトータルで考えてもユーザーに訴求できる要素少ないのではと、進出当初からささやかれていました」(業界紙記者)

折しも「韓流ブーム」の真っただ中。2005年には当時人気のあったぺ・ヨンジュンをイメージキャラクターに起用、4ドアセダン「ソナタ(※冬のソナタとは関係がない)」をメインに売り出す。

しかし、競合となるトヨタ「カムリ」やホンダ「アコード」と比較しても販売価格的なアドバンテージも少なく、10年間の累計で約15000台と苦戦が続き、60店舗前後まで販売拠点は拡大したものの、2009年に日本市場からは撤退を余儀なくされている。バスなど一部の車種について、細々と並行輸入が続いているのは前述の販売台数の通りだ。

1/2ページ

最終更新:8/24(土) 12:00
幻冬舎ゴールドオンライン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

富裕層・企業オーナー必読!「知識武装し、行動する」ためのWEBメディア。「資産防衛」に関する最新情報とノウハウを配信!

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事