ここから本文です

日韓関係悪化…韓国「ヒュンダイ」日本再上陸はどうなる⁉

8/24(土) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

韓国車の「クオリティ」が世界に認められた理由

当時、世界的にも信頼度に劣るとされていた現代自動車(ヒュンダイ)であったが、クオリティの担保のために大幅な改革を断行、さらには欧州をはじめとした主要メーカーから優秀なスタッフをヘッドハンティングして巻き返しを図る。

「特に部品関連の低品質には韓国独特の悪慣習が影響してたともいわれています。部品メーカーの選定においても、自動車メーカーの購買担当者に「賄賂」が渡されて決定されたという話も聞きました。また、財閥オーナー家族が経営する部品メーカーからの購入を半ば強要されるシステムがあったとも。

そんな自体を重くみたメーカーは、国際競争力を上げるためにの各項目のクオリティチェックを徹底、公平な競争が導入されました。外資系の部品メーカーと現代自動車(ヒュンダイ)との取引が急拡大し、エンジンやトランスミッション、そしてサスペンションの品質が飛躍的に向上したといわれています」(同)

さらには同業他社から優秀なデザイナーをヘッドハンティングし、世界市場に訴求するデザインの構築に着手、資金を投入して新車開発への投資、マーケティング(イメージ)戦略を敢行する。北米・欧州を中心に確固たる地位を築き、今やトヨタグループ、VWグループ、ルノー・日産・三菱、GMに続く世界5位という販売シェアを獲得するにいたったのだ。

「今年1月に開催された米国・デトロイトモーターショーにおいて、北米カー・オブ・ザ・イヤー(NACOTY)が発表され、乗用車部門で韓国の現代自動車(ヒュンダイ)の高級車ブランド、ジェネシス「G70」、SUV部門でも、ヒュンダイ「コナ/コナEV」が受賞、史上初の2部門を果たしました。韓国車のクオリティはいまや世界に認められています。さらに、満を持しての日本市場への再進出へのとっかかりとして、この10月24日から開催される東京モーターショーへの参加も表明していました」(同)

前述の通り、ブランドイメージでは、なかなか日本国内のシェアを崩すことが難しかった現代自動車(ヒュンダイ)だが、今回の東京モーターショーへ出展する際の目玉として、世界初の量産型水素電気自動車である『ネキソ(Nexo)』を全面に押し出すといわれている。

トヨタ・MIRAIなど日本車がリードする分野でもある燃料電池車(FCV)で、航続距離も日本車を大きく上回るとされている。防弾少年団が全米ヒットチャートの1位になるなど、日本の若い世代にとって、韓国カルチャーはクールという認識であり、上の世代ほどアレルギーはない。今回のネキソ(Nexo)は、見た目は一見いかついSUVながら、究極のエコカーというスタイルで若年層をターゲットとするのか、いずれにせよ勝算があってこその日本市場再上陸計画であろうと業界では見られていた。

しかし先日、その現代自動車(ヒュンダイ)が「東京モーターショー」への不参加の方針を明らかにしたと報じられた(韓国『マネートゥデイ』7月25日)。背景に「日本による対韓国輸出規制の強化措置」の影響があるのではないかといわれているが、「現代自動車関係者は『細部事項などを総合的に考慮して参加するかどうか決める』」(同)としており、事態は流動的だ。

世界の現代自動車(ヒュンダイ)としての余裕を見せて、参加するのか。日本市場進出自体を白紙に戻すのか。日韓関係の行方とともに注目していきたい。

GGO編集部

2/2ページ

最終更新:8/24(土) 12:00
幻冬舎ゴールドオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事