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錦織圭は「ゼロ隙・圭」になれるか 松岡修造が見る“GS8強の壁”打破の絶対的条件

8/24(土) 10:33配信

THE ANSWER

「全米オープン開幕特別インタビューvol.1」、男子注目ポイントを松岡氏が展望

 テニスの4大大会今季最終戦・全米オープン(WOWOWで連日独占生中継)が26日に開幕する。男子は悲願のグランドスラム制覇を目指す錦織圭(日清食品)と、女子は大会連覇の偉業がかかる大坂なおみ(日清食品)に注目が集まる。そんな一大決戦を、どうすればより楽しめるのか、大会を中継するWOWOWで現地から解説を務める松岡修造氏に聞いた。

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 錦織は5大会連続グランドスラム8強に進み、大坂は昨年の全米オープンと今年の全豪オープンを連覇。日本の男女エースの躍進によって、松岡氏もテニス界のかつてない盛り上がりを肌で感じている。

「日本人が今年、最もグランドスラムというものを見てくださったのではないのでしょうか。今年最初の全豪で錦織選手はベスト8に入り、その後の全仏オープンもウィンブルドンもベスト8と続きました。僕の周りのテニスをしない人たちもテニスを最も見ている今年のグランドスラムだったと感じています」

 なかでも、近年の日本テニス界を牽引してきたのが、男子の錦織だ。世界ランク最高4位。今大会は第7シードで大一番を迎える。5大会連続グランドスラム8強という成績を見ると好調に感じるが、松岡氏は収穫と課題を挙げる。

「最近のグランドスラムの結果だけを見ると、ものすごい安定感と、とんでもない成績です。しかも、昨年は(右手首の)大きな怪我で長い間、試合に出られなかった中、これだけ早いカムバックで5位という場所にいられるのは、本当の意味で彼が褒められて、評価されるべきものだと思っています。

 一方で、安定感はあるが、8強に行ってもBIG3と当たると勝てないという見方が膨らんでいることは理解しています。もしかしたら、彼の中にもあるかもしれない。でも、それは誰もが錦織圭という選手に才能があり、できると信じているからこそ、期待が膨らむのだと思います。それを破るのが今大会であってほしい」

 全米オープンは14年に準優勝した舞台。松岡氏も「ボールが軽くて弾むのは彼にとってプレーしやすい環境なのは間違いない」と相性の良さを認めている。では、どうすれば錦織は“8強の壁”を破れるのか。

「昨年の全米の4強と今年のウィンブルドンの8強以外はすべて体力負けをしていました。(8強までに)『体力が残ってなくてプレーできません』というのが今までのグランドスラム。ウィンブルドンの準々決勝で当たったフェデラー戦に関しては間違いなく、テニスで負けた。芝の王者と言われているフェデラーが100%のテニスをされたら、誰もかなわない。でも、毎回フェデラーが100%かというとそうではない。いくらでもチャンスは来ると思っています」

 ウィンブルドンのフェデラー戦は第1セットこそ錦織が会心のテニスで先取したものの、第2セットになるとギアを上げたフェデラーに圧倒された。3セット連取され、逆転負け。ただ、勝ち上がっていく中で、錦織に求められることははっきりしている。

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最終更新:8/25(日) 11:13
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