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「同窓会に行く妻」に心を乱す夫たちの意外な本音(上)

8/24(土) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 配偶者が数年ぶり、あるいは数十年ぶりの同窓会に出かけていく――。快く送り出したものの、そこで何が行われているのかはなんとな~く気になるものである。しかし、あからさまに気にするのもカッコ悪い。でも気になる。複雑な心理、あなたにも経験があるのではないか。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

● 同窓会に赴く妻 見送る夫の胸中は

 同窓会をきっかけに関係をスタートさせる男女はちらほらいるらしい。確かに見ず知らずの相手が対象の合コンよりかは、よく知っていて甘酸っぱい青春を共有した相手のいる同窓会の方が、気持ちが盛り上がりやすい面はあるのかもしれない。

 自分が参加する側なら「あの頃のあの子は今どうなっているか」くらいを考え、やましい気持ちを抱いている人はもっと具体的なあれこれを思い描いて参加するのであろう。

 ではさて、妻が同窓会に参加するとき、夫たる自分はどのような心持ちで彼女の背中を見送るのであろうか。「妻が不倫なんぞするわけない」と安心しきっているのか、それとも妻の不倫が心配なのか、あるいはそうしたことが念頭に浮かばないほど無頓着でいられるのか。

 既婚女性数人に話を聞いてみたところ、どうやら夫が妻の同窓会参加に心を乱していると見て取れるケースが、程度の差はあれ散見された。妻の不倫を心配するとまでいかなくとも、妻が自分の知らない青春時代を知っている男友達と会ってくること自体がなんとなく面白くないご仁も、それなりにいるのであろうと推測される。

 妻から見て、そのとき夫はどのような様子であったのか。いくつかのエピソードを紹介するので、ぜひ自分に立場を置き換えて登場する夫との類似点、相違点を発見して楽しんでいただきたい。

● 飲み下しがたき妻の同窓会 機嫌を損ねる夫の風景

 目撃談の中で1番多かったのは「夫の機嫌が悪くなる」であった。妻たちは夫の変調を発見し、そのことによって自分の同窓会参加が夫の心を乱していたことを知るのである。

 「帰ってからしばらく口をきいてくれなくなりました。そんなに浮かれていたつもりはなかったけど、そういうふうに見えていたのかな?」(Aさん/34歳女性)

 「無口だけど物音が荒くなって、『ああ、いつもの不機嫌なときのパターンだ』と。私にはいいが子どもの前でも平気でその調子なので、それを控えてほしいと伝えるとどこかに出ていってしまった」(Bさん/37歳女性)

 「帰宅すると在宅していたはずの夫がいなくなっていて、スマホでどこにいるか尋ねると『外。食事も外で済ませる』と返ってきて、私と距離を取りたいのがあからさまだった。夫をつまらない気分にさせてしまった申し訳なさと、たまの同窓会なんだからそれくらい大目に見てくれたってという思いが混ざって複雑な気分に」(Cさん/39歳女性)

 1人の人間の“機嫌が悪いときのパターン”は大体決まっているので、結婚生活を少し重ねれば互いのそれを把握できる。如実にわかる不機嫌が同窓会帰宅後の妻に浴びせられているのだから、妻はそれと気づく他ない。

 夫らが妻に不機嫌を伝えるつもりでそうしているのか、または胸中悟られないようにしようと努めつつ残念ながら不機嫌が漏れ出てしまっているのか。どちらにせよ少なくとも妻は夫の不機嫌を十二分に承知しており、それによって申し訳なさや不満を内心募らせる。無言の夫婦ゲンカのようなものである。

 なお、Aさんからはこんな感想があった。

 「普段夫は私になんの興味も示さないマシーンのような人で、最近は夫に異性として見られない自分を受け入れつつありました。『それも仕方ないのかな。そういうものなのかな』と。

 けれども同窓会きっかけであんな反応を示す夫を見て、『私になんの関心もないわけではない』ということがわかって、それが本当に意外な発見でした。まあそれを思えば、夫の無口の不機嫌もかわいいものです」(Aさん)

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最終更新:8/30(金) 14:30
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