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レジ袋と衣類は「たたまない」ほうがうまく収納できる理由

8/25(日) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

● 片づけが苦手な人こそ 「やらないこと」を増やすべき

 スーパーやコンビニで使われているレジ袋に有料化の動きがあることをご存じでしょうか。早ければ、政府は来年4月から有料化を義務付ける方針のようですが、それを意識して、これまで以上に「できるだけ取っておきたい」と考える人も増えそうですね。

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 整理収納サポートの仕事でお宅に伺うと、収納の奥から折りたたまれたレジ袋が大量に出てくることがよくあります。大きめのレジ袋にたくさん詰められていたり、あちこちからバラバラと現れたり、状況はさまざまです。場所としては、もちろんキッチンが多いのですが、意外に納戸やクローゼットまわりでもよく見かけます。

 残念ながら、そういったものは長い間放置されている間にホコリですすけてしまっていて、もはや使えなくなっていることがほとんど。「どうしますか…?」とお尋ねすると「…捨てます」とみなさん苦笑いされるのがお決まりのパターンです。

 なぜ、このような状態に陥ってしまうのでしょうか?それはおそらく「たたんで取っておく」という手段にとらわれて、レジ袋を保管する目的を見失っているからです。

 片づけで挫折を繰り返す人に多いのが、同じように「目的がぼやけたまま手段(=やること)に走る」という行動です。その結果、片づけのタスクだけが増え、大変な割に効果が薄いというつらい状況に陥ってしまいます。

 片づけが苦手な人に本当に必要なのは、逆の努力。「やらない」を増やすことです。

 今回はその1つとして「たたむのをやめる」ことを提案します。もちろん、今のままの状態でたたむのをサボるだけではすぐに散らかってしまいます。目的に応じた「たたまない収納術」の考え方と具体的な収納の方法を紹介します。

● レジ袋のたたまない収納で 使わないのにためこむ状況から脱却!

 先述の通り、レジ袋が無駄にたまってしまう方はたくさんいらっしゃいます。たたむ作業が面倒になって、そのままためて収納のキャパシティーを超えてしまっても「いつかたたもうと思っている」「たためば小さくなる」と考えるので、レジ袋はただただ増えていってしまうのでしょう。

 そもそも、なぜレジ袋をたたむのかというと、「たくさん保管したい」からです。そこで、レジ袋の収納パターンを「キャパシティー」と「たたむか、たたまないか」で整理してみましょう。

 1)「収納キャパは現状維持」+「たたむ」
  →ストック量 ★★/管理が楽 ―
2)「収納キャパを大きくする」+「たたむ」
  →ストック量 ★★★/管理が楽 ―
3)「収納キャパを大きくする」+「たたまない」
→ストック量 ★★/管理が楽 ★★★

 1)2)はレジ袋をたたむのが苦もなくできる人におすすめの選択肢です。特に2)は最初に述べた通り、ストック量こそ確保できるものの、使い切れずにホコリをかぶってしまうケースが多いことを考えると、果たしてそこまでする必要があるのか疑問です。

 この中でおすすめするとしたら3)の方法です。キャパを少し大きくして、袋は軽く結ぶだけ。そして、どれだけレジ袋が増えても最初に決めた量以上は保存しないようにします。

 ところで、みなさんはもう1つ収納のパターンがあることにお気づきでしょうか。

 4)「収納キャパは現状維持」+「たたまない」
  →ストック量 ★★★/管理の楽さ★★★

 実は一番おすすめしたいのが、この方法です。といっても、もらったレジ袋を保存するのではありません。「100枚入りで販売している取っ手付きビニール袋」のお徳用パックをドラッグストア等で購入するのです。価格は100円程度。コンパクトに、より量をストックしたいならこの方法が最も効率が良いといえます。

 「なんだ、それじゃあお金がかかるじゃん」と感じましたか?そういう方は「たたんで保管する」という行動にかかっている“見えないコスト”がこれまでどれだけご自身を追い詰めてきたか、想像してみてください。

 個人的には、レジ袋の有料化はこの“見えないコスト”から多くの人を解放する良い機会ではないかと思っています。

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最終更新:8/25(日) 9:55
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