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「マリオメーカー2」YouTuberも熱狂する仕組み

8/25(日) 14:50配信

東洋経済オンライン

 1回のプレイ時間が数分で終わり、テンポのいい動画作成が簡単などの理由から、初代『マリオメーカー』の動画は、動画投稿サイトで人気のコンテンツだった。

 かく言う僕も、1度マリオメーカー動画を見始めると、続けざまに見てしまうことが多かった。

■待望されていた「Switchでの発売」

 ところが、再生数を稼げるのに、マリオメーカー実況動画に手を出せない人たちがいた。それはマリオメーカーが発売されたハードが関係している。

 初代『マリオメーカー』は、WiiUと3DSの2機種で発売されたが、WiiUは売れ行きとしてはパッとせず、所有していない人も多かった。実況をしたくても「マリオメーカーのためだけにWiiUを買うのもなぁ」と躊躇する投稿者は多かったはずだ。

 逆に、3DSはゲーム実況を投稿するほどのゲーム好きならほとんどの人が所有しているが、携帯ゲーム機であることから映像を出力する外部端子がなく、ゲーム画面をパソコンに取り込む方法が公式には存在しなかった。

 中には3DS本体を改造することで、外部出力を実現する人もいたが、そのハードルはWiiUを買うよりも高い。

 そんなわけで、WiiUを持っていない投稿者は、有名投稿者の動画を指をくわえて眺めることしかできなかったのである。しかし、ようやく今回、爆発的にヒットしたNintendo Switchでの発売。発売直後から、動画サイトには大量の実況プレイ動画がアップされており、ゲームの高い人気を伝えてくれる。

 『マリオメーカー2』実況動画の盛況には、ハード的要因だけではなく、任天堂の動画配信に対する姿勢の影響も大きい。

 2018年11月、任天堂は自社のゲームソフト内容の動画配信に関する、新たなガイドラインを発表した。

 ざっくり説明すると、個人で非営利であることを前提に、実況や文字、編集といった創作性のある動画であれば、任天堂の許諾を得ずにユーザーが自由に動画投稿サイトにアップロードできるようになり、指定の動画サイトであれば収益化システムにも対応している。

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最終更新:8/25(日) 14:50
東洋経済オンライン

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