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日本の“東海岸”で探すアメリカ 杜の都のファッション戦線に異状あり!?

8/25(日) 18:00配信

WWD JAPAN.com

「WWDジャパン」8月26日号は、“2019年春夏に百貨店で売れたもの”を特集しています。今回は、北は北海道から南は鹿児島まで50百貨店に協力いただきました。さらに、これまで定期購読特典だったビジネスリポート(データ集)が単品販売で1万円で購入できるようになりました!僕は、創業200周年を迎えた仙台の藤崎を取材したのですが、せっかく仙台まで来たのだからと、百貨店以外の商況についても探ることにしました。

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7月に、ロサンゼルスで行われた全米最大級のビンテージフリーマーケット「ローズボウル(ROSE BOWL)」を取材しました。事前リサーチで“ローズボウル”と検索してヒットしたのが、仙台にあるアンティーク家具店の「ローズボールアンティークス」でした。実は数年前に「ローズボウル」に行く際にも検索の上位に挙がってきて、勝手に気になっていた存在でした(笑)。しかし仙台にとんと縁がなくて、今回の出張取材に伴い、ようやく訪問することができました。

対応してくれたのはバイヤーの菊田豊さん。聞けば、もともとは「ローズボール」という古着店だったとか。「オープンは1984年。当時は仙台中心部の一番町にありました。古着店は2~3軒くらいしかなかったのですが、90年代後半をピークに一気に増えて100軒以上になりました。それが今は10軒ほど。こんなに浮き沈みがあるのって仙台くらいでは?」。う~ん、きれいめ志向な仙台っ子に古着ブームが伝播して、でもその熱が冷めてしまったということでしょうか。「『ローズボール』も業態を変更して、10年にアメリカのビンテージ家具などを扱うショップになりました」。さらに15年に仙台港近くの卸問屋街に移転しました。

古着が流行った90年代後半の仙台っ子のファッションについて聞くと、「ビンテージのデニムウエア、ハワイアンシャツ、軍モノが人気でした」との答え。雑誌「メンズノンノ(MEN'S NON-NO)」(集英社)の全国スナップで見た、セレクトショップのオリジナルブランドを着るような、もしくは彼女のお母さんに気に入られそうなきれいめな格好をしている仙台っ子のイメージとはかけ離れた実像!僕の驚きをよそに、菊田バイヤーは「コテコテでしたよ(笑)。フライトジャケットの“A-2”も売れたなぁ」と続けます。ますます仙台っ子のイメージが崩壊……。

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最終更新:8/25(日) 19:48
WWD JAPAN.com

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