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平石監督が見た初の3割超えを視野に入れる茂木栄五郎の飛躍の理由とは?

8/26(月) 11:03配信

週刊ベースボールONLINE

 自身初のシーズン打率3割超えも見えてきた。楽天の茂木栄五郎が4年目の今季、キャリアハイに向けて走り続けている。ルーキーイヤーに117試合に出場するなど、遊撃のレギュラーに名乗りを上げると、翌年には生え抜きとしては球団初の2ケタ本塁打(17)をマーク。昨季はケガの影響もあり100試合出場にとどまると「ショートは白紙」と再びポジション争いを強いられることとなったが、ケガから完全復活した今季は開幕からそのポジションをつかんだ。

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「あれだけ打てる、バットを振れる、パンチ力もあり、足もある。それでショートを守れる選手はなかなかいないので、やっぱりそこが一番の魅力」と平石洋介監督は「打てるショート」として大きな期待を寄せている。「スローイングの不安もなくなってきたし、捕球にも余裕が出てきて技術的にも上がっている。また捕球の際の打球の合わせ方などプレーの選択肢の幅も広がっているんじゃないかなと思う」と今季の活躍の裏には守備での成長があることを挙げた。スローイングに不安があると、捕球もおろそかになってしまう。だが、その不安が解消されたことで守備が安定したという。

 プロに入ってから始めた遊撃守備。今でも勉強中だと茂木は語るが、少しずつ減ってきている不安に精神的な成長も見られるようになっている。平石監督はこう続けた。

「ベンチでも、今までだったら前のプレーを引きずってしまうところもあったのですが、悔しいと思いながらもそこでパッと切り替えて次のプレーに対して声をかけたり。そういうことが今までよりもできているんじゃないかなと思いますね」

 正確なプレーはもちろんリーダーシップも必要とされるショート。名手・藤田一也や今季から二遊間を組む浅村栄斗らの背中を追うように成長を続けている。

 一番を打つことが多く出塁を意識することが多いという茂木。そんな中でも安打や打点でキャリアハイをマークしている。自身初となる3割超えを達成し、「打てるショート」を数字で示してみせる。

文=阿部ちはる 写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:8/26(月) 12:21
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