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喜本奈津子容疑者を“あおり事件”の凶行に駆り立てた「歪んだ母娘関係」

8/26(月) 21:00配信

週刊女性PRIME

「なっちゃんのお母さんが3年前に施設に入るまで、母娘はよくケンカしていた。家を閉め出されたお母さんをうちに泊めてあげたことも。さすがに迎えに来るだろうと思っていたら、なっちゃんは知らんぷり。でも、まさか、こんな事件で有名になるなんて」

【写真】顔の輪郭は変わらず!中学時代の喜本容疑者

 と近所の女性は話す。

 なっちゃん、とは犯人蔵匿・隠避の疑いで茨城県警に8月18日に逮捕された会社員・喜本奈津子容疑者(51)のこと。

 常磐自動車道であおり運転をし、24歳男性ドライバーを殴って傷害の疑いで同日逮捕された宮崎文夫容疑者(43)の交際相手だ。

 助手席に乗っていた喜本容疑者は高速道路上をつかつかと歩いて被害者の車にガラケーのレンズを向け、宮崎容疑者が暴力をふるっても、制止しようとしなかった。

 冒頭の女性は「なっちゃんはスマホは持っていないのかしら?」と、いぶかしがりながらも、喜本容疑者と母親の関係について話を続ける。

「お母さんは家に入れてもらえず近所の大型商業施設のベンチによく座っていた。営業時間が終わっても動こうとせず、通報されてパトカーに乗って帰宅したこともある」

「まじめで曲がったことが嫌いなタイプだった」

 喜本容疑者は神奈川県川崎市出身で2人姉妹の長女。地元関係者らによると、自宅兼店舗でパン・菓子店を営む父親は厳格な性格で、母親はそれに従順だった。

 近所の事情通は、

「父親は毎朝4時に起床して店の前に水をまき、午後8時には寝る。近所のピアノの音がうるさいといって母親を使って抗議させたことも。喜本容疑者はそんな家庭で育った普通の女の子」

 と振り返る。

 地元の小・中学校で同級生だった男性は、「むしろ、まじめで曲がったことが嫌いなタイプだった」と記憶の片隅にある人物像をたぐり寄せる。

「僕らの中学は荒れていて、不良グループが教室で消火器を振り回すなど学級崩壊寸前だった。喜本はそういうグループには近づかなかったし、まじめな女子生徒と仲よくしていた。優等生でもブリっ子でもなかった」(同級生)

 県立高校を卒業後、地元で就職。病院の食堂など長続きしない仕事もあったが、周囲からは意欲的に働いているようにみえた。約10年前、父親が肝臓がんで亡くなり、母娘ふたりで暮らすようになってから母娘関係は険悪に。

「母親は数年前から軽い認知症を患っており、それも喜本容疑者を苛立たせたのではないか。隣宅の自転車が自宅前にはみ出すのを許さず、直接言わずにすぐ警察を呼ぶことが何度もあった」

 と前出の事情通。

 閉め出しという陰湿な虐待を受けた母親もまた、やられっぱなしではなかった。

「ある日、なっちゃんがカギをなくして家に入れなくなったことがあった。自宅のお母さんは玄関のドアを開けてくれず、頼まれて別の出入り口のワイヤーを切断してあげたことがありました。翌日、“おかげで助かりました”と本人がわざわざお礼に来ました。基本的には礼儀正しい人なんです」(前出の女性住民)

 母親は、すっかり有名になった娘の悪行をどう思っているだろうか。

最終更新:8/26(月) 21:57
週刊女性PRIME

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