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松村沙友理&大野いとが初共演で同僚に「絵本を読む感覚で見て」<Interview>

8/26(月) 7:00配信

ザテレビジョン

乃木坂46の松村沙友理が主演を務め、大野いとが同僚のOL役を演じる映画「東京ワイン会ピープル」が、10月4日(金)より公開される。

【写真を見る】初めて映画主演を務める乃木坂46・松村沙友理

連ドラ化もされたコミック「神の雫」の原作者でもある樹林伸の同名小説を実写化。上司からワインパーティーに誘われたヒロインを中心に、ワインを通じてさまざまな人たちが出会い、交流する人間模様が描かれていく。

主役の桜木紫野を演じる松村、その同僚の雨宮千秋を演じる大野に話を聞いた。

■ 互いに思っていた印象とは違った初共演の二人

――ワインに関するうんちくはもちろん、ワイン会を通じた人間模様など、さまざまなテーマが盛り込まれた作品になっていますね。

松村沙友理:私も最初に台本を読ませていただいたときは、おっしゃる通りたくさんのテーマが入った作品だなと思いました。ワインのお話が中心ですけど、ワインが人をつなぐ話ということで、いろいろな人たちの人間模様がコロコロと変わっていくのが面白かったです。

大野いと:ワインには全然詳しくなかったし、未知の領域だなって思って、初めはちょっと不安があったんですよ。でも、台本を読んでみて、ワインのことをこんなふうに語るんだっていう表現の仕方に気持ちが入り、撮影が楽しみになりました。

――お二人が演じる役柄は対照的なタイプとして描かれていますよね。

松村:私が演じた紫野ちゃんは何ごとにも真っすぐで、ワインに対する接し方もそうですけど、千秋に対する接し方もすごく友だち思いな感じで、演じていて共感できたし、演じやすかったです。

――自然体で演じていらっしゃる感じが伝わってきました。

松村:そこは自分の中でも気を付けた部分ではありますね。監督さんが「ナチュラルな撮影をしたい」とずっとおっしゃっていて、あまり作り込んで演じすぎないほうがいいのかなって、逆に気を付けていました。

――対する大野さん演じる千秋は恋愛も含めて、グイグイと行くタイプで。

大野:積極的で、一生懸命になり過ぎて空回りしちゃうタイプですね(笑)。紫野ちゃんは受け身で、人のことをよく観察している女の子だったので、対照的なところが出せたらいいなと思って、ガツガツと自分から前に出ていくことは意識しました。

――今回が初共演でしたが、お互いの印象は?

松村:初めて会った時、私が元々思っていたイメージとはちょっと違う方だなと思いました。今回演じた千秋っぽくて、元気はつらつなチャキチャキしている感じかなって思っていたんですよ。

でも、お会いしたらほんわかしていて、私と同じトーンで生きている方だなって思いました。

大野:私は女性としての強さを持った方なのかなって。でも、撮影に入ったら、いるだけで心が落ち着くくらい柔らかい方でした。白い天使という感じ。撮影が終わった今も、日々の生活で行き詰まったりすると、沙友理ちゃんのことを思い出して、私もあんな雰囲気で生きていきたいなって思ったりしています。

松村:そうなんだ。それはうれしいです。

■ ワイン会で出会った男性とは恋愛関係なのか、それとも…?

――お二人の共演シーンで、印象的だったことはありますか。

松村:会社でみんなでお昼ご飯を食べながら井戸端会議をするみたいなシーンがあって、それが最初の共演シーンだったんですよ。ちょっと緊張しながらやっていた思い出があります。

大野:確かに! あのシーンは私も緊張しました。「もっと顔を近付けて」なんて言われて。

松村:ドキドキしたよね。会ったその日に仲のいい友だち同士のシーンを撮るってすごいことだななんて思いました。

大野:もうちょっと後で、二人がぶつかって仲直りするみたいなシーンも印象的ですね。「あ、通じ合えた」なんて、演じていて私もうれしくなりました。

松村:二人だけのシーンではないですけど、課長役の少路勇介さんが面白い方でしたね。私たちが真ん中で演じている端で、何か一人でやっているんですよ。それが視界に入ると面白くて、笑いをこらえるのが大変でした。途中からもう、少路さんの顔を見ただけで笑えるようになっていましたね(笑)。

――紫野と彼女がワイン会で出会った実業家の織田(小野塚勇人)との関係は、恋愛感情なのかどうか微妙な感じに描かれていましたね。

松村:私は「恋かな?」と思っていたんですけど、監督さんから「そんなに恋愛要素の強い感じにはしたくない」って言われて。実際にはどうなんでしょうね。そこは見た方それぞれの解釈でいいかなって思います。ワインが導いた関係というか、ワインを通じた信頼関係っていう感じですかね。この人はこのワインが好きだから、こういう人なんだみたいな。

――一方で、千秋は男性に対してはグイグイと…。

大野:ちょっと暴走しまくっていましたね(笑)。学歴や収入だけで男性を見たり、ハイスペックな恋人が欲しいって思ったりするのは共感できなくもないですが、私には現実的ではなくて、ドラマや映画の世界の女の子という感じで(笑)。あんなふうに恋に突進していく積極的な女性にはあこがれますね。

詳しくは言えませんけど、男性とのあるシーンがあって、晴れの日に一度撮ったんですよ。別の日に雨が降って、もう一度撮り直したら、また違ったいいシーンになったということがありました。あのシーンは注目していただきたいです。

――ワインに関することで印象的だったせりふなどはありますか?

松村:ワインの感想を語り合うときに、業界用語じゃないですけど、普段は言わないような専門用語みたいなのがあるのが面白いなって思いました。「(眠っていた)ワインが目覚める」とか。

大野:私は「当たり年」ですね。ワインのラベルに何年って書かれているのは、これまでも見かけていましたけど、そこにこんなに重要な意味があるんだっていうことは作品を通じて初めて知りました。

――この作品に出演して以降、ワインの見方が変わったりしましたか?

松村:それまでは特に銘柄を意識して飲んではいなかったんですけど、だいぶ意識はするようになりましたね。

大野:私も街を歩いていて、いつも通っている道なのに「あ、こんなところにワインショップがある!」なんて気付くようになりました。

――それでは、最後に改めて映画のアピールをお願いします。

松村:画がきれいでファンタジーっぽいので、ワインに詳しくない方でも見やすい作品だと思います。絵本を読んでいるような感じで見ていただけたらいいですね。お酒はちょっと苦手っていう女性も、この作品を通してワインに興味を持っていただけたらうれしいです。

大野:ワインを通じて人と人がつながっていく物語です。一人一人に秘密やコンプレックスがあったりと、それぞれの人物像がきちんと描かれているので、見てくださった方が登場人物のどこかに共感してもらえたらと思います。ぜひ劇場にいらしてください。

(ザテレビジョン・取材・文=青木孝司)

最終更新:8/27(火) 1:08
ザテレビジョン

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