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マンCは降格、ユーベは優勝剥奪!?欧州サッカーの復活と没落の歴史。

8/26(月) 11:01配信

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 「十年一昔」とは言うが、欧州サッカーで10年、20年前の話はもう「大昔」なんじゃないかと感じる。

【秘蔵写真】マンガみたいに3人に囲まれても余裕のイニエスタ、ロン毛のメッシ、練習中ニヤニヤ寝ころぶロナウジーニョに12歳でバルサに君臨した可愛い久保。

 21世紀初頭は日韓W杯が開催される直前ということもあって、空前の海外サッカーブームだった。ベッカムの一挙手一投足に注目が集まり、フィーゴの“禁断の移籍”やジダンの世紀の移籍による「銀河系軍団」レアルが完成。ウイイレが飛ぶように売れ、ババンギダの知名度が妙に高かったあの頃と今を比べると、各国リーグの勢力図も大きく変わっている。

 「あれ、このクラブ、こんな強かった(弱かった)っけ?」

 動画配信の進化によって、久々に現在の海外サッカーを見るという人は、時の移ろいを感じているのではないか。

 順位表を見るとCL圏内くらいまではお馴染みのメガクラブが並ぶ。

 ただそこから最近はこぼれ落ちた名門だったり、その座を奪い取った新鋭クラブも意外と多い。またかつてはリーグ優勝したこともあるクラブが、1部にすらいないといったケースもあるのだ。

 そこで4大リーグ(プレミア、リーガ、ブンデス、セリエA)とその他リーグの21世紀初頭と2018-19シーズン時点での順位やタイトル等を比較して、当時と今の「成り上がり・復活」、「停滞・没落」を位置づけてみた。

オイルマネーで潤ったチェルシーとシティ。

 ■プレミアリーグ■

 <成り上がり・復活>
チェルシー、マンチェスター・シティ、トッテナム、レスター

 今や優勝争いをしていないと騒がれるチェルシーとシティ。言わずもがな欧州サッカーを席巻したオイルマネーの象徴である。チェルシーは2003年にロマン・アブラモビッチオーナー、シティは2008年にUAEの投資グループが買収。そこからの大補強、そしてモウリーニョやコンテ、ペジェグリーニ、グアルディオラといった名将の招聘でのし上がった。

 一方で2000-01シーズンのプレミア最終順位を見ると、チェルシーは6位、シティに至っては18位で降格の憂き目にあっている。同じロンドンとマンチェスターをホームタウンとするアーセナルとユナイテッドに遠く届かない存在だったのだ。

 2クラブ以外に立ち位置を確立したのはトッテナムとレスターだろう。

 リバプールを含めた「ビッグ6」に比べれば、レスターの規模は小さい。それでも1部昇格直後の2015-16シーズンに成し遂げた奇跡のプレミア優勝は語り草だし、その後も12位、9位、9位。2008-09シーズンには3部相当であるリーグ1にいたことを思えば、エースのバーディーとともに成り上がったクラブだ。トッテナムもベイルやモドリッチらを輩出し、ポチェッティーノ監督就任後はCLの常連に。昨季のCL準優勝をはじめタイトルにあと一歩という状況だが、ケイン、ソン・フンミンらの豪華アタッカー陣を見ると、その壁を超える期待感はある。

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最終更新:8/26(月) 11:41
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