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市立尼崎は毎年沖縄代表を担当!甲子園ブラバン「友情応援秘話」。

8/26(月) 11:31配信

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 甲子園期間中、アルプススタンドで応援の取材をしていると、毎日のように友情応援にかけつけている吹奏楽部がいることに気づく。

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 たとえば、習志野や大阪桐蔭などのように、部員数が150人以上もいるようなマンモス吹奏楽部は国内でもほんの一握り。高校野球界において、部員数の減少がたびたびニュースになっているが、吹奏楽界にもまったく同じことがいえる。少子化問題で吹奏楽部に所属する子どもの数も年々減少しており、部員数が20~30人といういわゆる「小編成」の吹奏楽部のほうが多く、コンクールも小編成部門で参加する団体が増加。小編成向けの大会も活況を呈するなど、全国的にみると少人数の吹奏楽部のほうが圧倒的に多いのが現状だ。そもそも、吹奏楽部がないという学校も少なくない。

 このような小人数の吹奏楽部や、吹奏楽部のない学校は、甲子園で友情応援を頼むことも多い。甲子園からさほど遠くない学校の場合は、誉が依頼した東邦、小牧工業や、中京院中京の応援に駆けつけた麗澤瑞浪中・高のように、県内の吹奏楽部にお願いすることもあるが、遠方の学校の場合は、甲子園にアクセスのしやすい関西の学校に依頼するケースが多く、今回の甲子園では、以下の吹奏楽部が友情応援に駆けつけていた。

顧問自ら全力で演奏。

 北照→神戸星城

 北照の吹奏楽部が約10人と少ないため、10年ほど前から毎回神戸星城音楽部が応援を担当している。今年、同校は試合の翌日にコンクールがあった。通常だと体のコンディションを整えるためにも、コンクールの前日や前々日の野球応援は控える学校も多いなか、35人全員でアルプスで演奏。「部員も『ぜひ応援したい』というので来ました。長年やっていますし、うちの子たちは北照愛が強いんです」と、神戸星城音楽部顧問の竹内幸一氏。トランペット吹きでもある同氏は、アルプススタンドで指揮をしながら、自身も全力で演奏する姿が印象的だった。北照の地元小樽の「潮音頭」や「お~い北海道」、「ジンギスカン」など、北海道らしい選曲も竹内氏の助言によるものだ。

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最終更新:8/26(月) 14:56
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