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中欧で考えた美しいまちと交通(笹谷 秀光)

8/27(火) 21:28配信

オルタナ

目標11「住み続けられるまちづくり」は「都市SDGs」ともいわれ、SDGsの17ゴールの中で唯一、具体的な空間をイメージしたものだとされる。都市は「Systems of Systems」であり、多様なシステム(エネルギー・交通・下水道・社会・経済など)を持つため、最も連携が必要とされている分野だ。中でも交通システムが重要である。中欧で持続可能な交通を考えた。(CSR/SDGsコンサルタント/ 社会情報大学院大学客員教授=笹谷秀光)

■SDGsの国別順位:中欧は高順位

ドイツのベルテルスマン財団と国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)が「SDGsインデックス&ダッシュボード」という名でSDGsの国別達成度のランキングを発表している
https://www.sdgindex.org/reports/sustainable-development-report-2019/

2019年発表では日本は162カ国中15位(2018年も同順位、2017年は11位)。1位デンマーク、2位スウェーデン、3位フィンランド、4位フランス、5位オーストリアの順。ドイツ6位、イギリス13位、米国35位、中国39位。

5位オーストリア、7位チェコ、25位ハンガリーを、目標11「住み続けられるまちづくり」のうち交通システムを意識して回ってみた。まちづくりで主要な指標の一つが、持続可能な交通システムだからだ。上記のランキングではSDGs各目標についていくつかの指標で比較しているが、目標11では、次の3つである。

・都市部での2.5未満の粒子状物質(PM2.5)
・改善された水源、配管(アクセスできる都市人口の割合)
・公共交通機関に対する満足度(%)

このうち先進国都市では、1番目や2番目はクリア済みなので、3番目の公共交通機関に対する満足度の指標に差が出るだろう。各指標評価には経年変化も出ている。

■中欧主要都市の持続可能な交通システム

オーストリアの国際都市・ウイーンにはCitybikeという自転車シェアシステムがある。人気の高いシェーンブルン宮殿前にも駐輪場がある。自転車用の歩道も相当に整備されている。すでに生活に定着し観光客も使う。最近は電動キックボードのシェアシステムも導入されている。

ハンガリー・ブダペストにはMOL Bubiという自転車シェアがあり、これらは、パリのVelib の仕組みに近い。

路面電車の効果的な活用も進んでいる。ブダペストの路面電車のホームで見かけた「乳母車」の案内図版が面白い。優先乗降のマークだ。チェコ・プラハでは低床型の次世代交通と旧型が併用されていた。

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最終更新:8/27(火) 21:28
オルタナ

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