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広島 ドミニカン左腕のフランスア「昨季の失敗を生かして今季はもっとチームに貢献したい」

8/28(水) 6:07配信

広島アスリートマガジン

中崎、一岡という連覇の立役者が不調に陥る中、開幕からフル回転しブルペンを支えてきたフランスア。8月中旬に失点を重ね一軍登録を抹消されたが、19年のリリーフ陣崩壊の危機を救った左腕の功績は、何事にも変えがたい。
快速球で三振の山を築いたドミニカン左腕に終盤戦への思いを聞いた。


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─ 今シーズンここまではどのような印象を持っていますか?

「開幕してから一軍で投げ切れていた時期は自分なりに投球の手応えを得ていました。ただ、まだまだチームに貢献したいと思っていますし、ここからが勝負だと思っています。そして今季大きかったことの一つにオールスターに出場できたことがあります。自分にとって初の大舞台の場は非常に印象深い出来事でした」


─ フランスア投手にとってオールスターへの出場はそれほど大きなことだったんですね。

「チームの代表として投げることは光栄でしたし、母国のドミニカ共和国で自分の活躍を見てくれている人たちのことを考えると、非常にうれしいことでした」


─ オールスターのマウンドは緊張しましたか?

「全く緊張しませんでした。ベンチには日本を代表する素晴らしい選手たちがいましたが、すごく雰囲気が良くてまるで家族みたいでした。他のチームの選手と話していると『(オールスターでは)ヒットを打たれることは気にせず思いっきり勝負できるよ』と言ってもらえたので、純粋に打者との勝負を楽しむことができました」


─ 昨季はシーズン途中から一軍に合流されましたが、今季は開幕から一軍のマウンドに上がっています。モチベーションの部分で違いはあるのでしょうか?

「今季は昨季とは全く違う気持ちでシーズンを過ごしています。昨季は前半戦一軍で投げていなかったにも関わらず、最後の方は若干息切れしてしまいました。今季は開幕から投げているので当然疲れは溜まっていますが、ここからさらに頑張らなければいけません。昨季の失敗を生かして今季はもっとチームに貢献したいという気持ちを持っています。今季は良いときと悪いときの差が激しいことが課題ですが、なんとかもっと安定感を出して頑張りたいです」


─ 昨季同様、今季もたくさんの三振を奪っています。ご自身の中で三振へのこだわりはありますか?

「これまで自分の中で三振を狙って取りに行く気持ちはあまり持っていませんでしたが、2ストライクになってからは自然と三振を狙う気持ちが出てきます。元々自分は先発をやっていたので、なるべく少ない球数で打者を打ち取るということを念頭に置いて登板していました。ただリリーフを経験する中でそうした考えを少し変えていかなければいけないという風に思っています。終盤の緊迫した場面では、三振を取らなければいけない部分が少なからずありますからね」


─ 中崎翔太投手に代わりストッパーを務めた時期もありましたが、理想のストッパーはいますか?

「昨季同じような質問を新聞記者の方にされたときに、『サファテ(ソフトバンク)のような投手になりたい』と言いました。今はまだ彼のように9回を完璧に抑えることができていませんが、いつかはあんな投手になりたいと思います」



(広島アスリートマガジン2019年9月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ GERONIMO FRANZUA(G. フランスア)
1993年9月25日生、ドミニカ共和国出身/186cm・110kg/左投左打/投手/2年目・25歳/セナペック高-米マイナー-広島(18年)


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広島アスリートマガジン編集部

最終更新:8/28(水) 6:07
広島アスリートマガジン

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