ここから本文です

【2台目に持つならあり!?】ビックリ仰天! パステルカラーのロールスロイス

8/28(水) 11:00配信

FORZA STYLE

ピンクのロールス・ロイスに思うこと

令和元年、夏の原稿もコレが最後。締めくくりはやはり時事ネタということで、モントレー・カーウィークからヒントをいただきます。会場となるモントレーという町は、地図でいうとサンフランシスコのちょい斜め下。海を望むロケーションで昔はハネムーンで人気があった場所です。ちなみに、ラグナセカ・レースウェイはこのモントレーの内陸側、郊外にあります。

このイベントは様々なくくりで、いくつものプログラムがあるのですが、有名なのはペブルビーチ・ゴルフリンクスで行われるコンクール・デレガンス。この手のクラシック&ビンテージカーのコンテストでは世界最大級でしょうか。ビリオネアな人たちもたくさん集まります。

で、このイベントのもうひとつの目玉は歴代レーシングカーがマジ走りを繰り広げるラグナセカでのレースといいたいところですが、ハイブランドの見本市と化す各ブランドのメーカーブースです。今年、ランボルギーニは最新モデルに特別仕様車、クラシックなミウラを集結させましたが、ワタシの生暖かい視線の先にあったのは、カラフルなロールス・ロイスです。

昔の縁日のカラーヒヨコほどインパクトはありませんが、ドロップヘッドクーペのドーンがピンク(DAWN BLACK BADGE IN CORAL SOLID)、2ドアクーペのレイスがイエロー(WRAITH BLACK BADGE IN SEMAPHORE YELLOW)、セダンのゴーストもパステルカラー(GHOST BLACK BADGE IN LIGHT GREEN SOLID)にボディをペイント。色とりどりのロールス・ロイスが並んでいました。

バリエーションついでに画像を掲載すると、ビスポークでオーダーされたオレンジ(FUX ORANGE)のカリナンも世の中にはあるようです。しかし、世界的高級車として名高いロールス・ロイスの伝統的イメージはGHOST ZENITH COLLECTIONが象徴する地味色なボディカラーではないのでしょうか。

ロールス・ロイスにとってみれば前出の3モデルは気軽に楽しんでほしいモデルですし、メーカーの提案としてフラッグシップのファントムをベースにこのようなプロモーションをする気はないのでしょう。お披露目の場がアメリカであるということもインスパイアの原動力になったのかも知れませんね。

ボディカラーといえば、皆さんは過去をさかのぼって、どんな色のクルマに乗ってきましたか? ワタシの車歴でもっとも派手な色の所有車といえば、イエローマイカのフェアレディZ(Z32型)ですね。また、レモンイエローのシビックにも乗っていました。ちなみに、フェラーリ412は黒、空冷911は黒、ブルーメタリック、シルバーの3台。今乗っているSL(R129型)は正式名称を忘れましたがメタリック系のグリーンです。

他人のイメージなんて勝手なもので、「黄色いZなんか乗って遊び人に違いないと思った」なんて感想もありました。人目を引く色でも、手頃な庶民価格のクルマに乗ればカワイイ!と言われるし、まあクダラナイというか、個人的にはどうでもいいと思っています。自己満足バンザイ!

しかしね、とはいえ……という考え方も当然ありますし否定はしません。あえてご自身の個性をセーブするなら、白・黒・シルバーが鉄板の選択。黒は引き締まった印象ですが、コレクションの最後に顔を出すデザイナーの服装のようなもので、吸収色ですから、個性を打ち消す面も持ち合わせます。

車種選びも大切ですが、同時にボディカラーの選択も重要です。人気の傾向はあるものの、もっと自由でありたいと思います。また、ボディカラーも重要ですが、インテリアも同様に色次第で世界観が変わります(量販車だと選択肢が限られますが……)。

昔、某女性アイドルは黒のフェラーリ355を工房へ持ち込み、インテリアを特注色でオーダー。絵心がある方でしたので、自らカラーサンプルも作ってきました。とても上品な仕上がりでしたが、その後の車両の行方はわかりません。

顧客である我々がもっとボディカラーにこだわれば、自動車メーカー、インポーターも変わらざるを得ません。輸入車は本国だとカラーバリエーションが多く用意されるケースがほとんどです。服と違ってクルマは着替えられませんが、もっとボディカラーで遊んでみてはいかがでしょう。

見事に少数派で傾いてみようというカーライフを選択した方にご忠告を。多くの場合、人気色でなければ車両入替時の価格が安くなります。そこで最良の手段が残価設定型ローンを利用した購入です。この手を使えば、下取り価格は人気色と変わりませんので。

相対的評価も無視できないことですが、自己評価で高ポイントなクルマ選びもまた一興。ちょっとした冒険は人生のスパイスです。

Text:Seiichi Norishige

教重 誠一

最終更新:9/17(火) 16:51
FORZA STYLE

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事