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【東京2020】上半身の力だけで300kg!? パランリンピック「パワーリフティング」が気になる

8/30(金) 12:05配信

ウィメンズヘルス

パラリンピックの競技であるパワーリフティングは、ベンチプレス経験者ならその難しさ、凄さがわかるはず。ルールや見どころをご紹介。

パラリンピックで行われるパワーリフティングは、いわゆる「ベンチプレス」と呼ばれる、台の上に横になってバーベルを押し上げる競技。参加資格があるのは、下肢に障がいがある選手で、脚も台にのせるため、一般的なベンチプレスのように脚を使って力を入れることができない。中には脚を台に固定する選手もいるが、上半身の力だけで自分の体重の3倍以上の重さを持ち上げられるというから驚く。

競技では、一人1回ずつ順番にバーベルを持ち上げ、3回トライして最も重いバーベルを上げた選手が勝ちとなる。試合は体重に応じて男女各10階級に分かれる。

パワーリフティングがパラリンピックの正式な競技になったのは、1964年の東京大会から。当時はウエイトリフティングという名前で、脊髄を損傷した男子選手のみが対象だった。1988年のソウル大会からパワーリフティングという名称に変更され、脳性まひやポリオ、下肢欠損など、対象とする障がいも拡大された。女子の部ができたのは、2000年のシドニー大会からなので、まだ歴史は浅い。

現在世界記録を持っているのは、イラン出身で男子107kg級のシアマンド・ラーマン選手。2つのパラリンピック金メダルをもち。自己ベストは健常者の同レベルでのパワーリフティングよりはるかに上回る310キログラム。

一方の女子は、メキシコのアマリア・ペレス選手がパラリンピックを3連覇しており、2020年は40代半ばにして4回目の金メダルを狙う。

日本代表では、大堂秀樹選手が2大会連続で出場しており、6位、8位と入賞を果たしている。東京大会に向けては女子1名を含む16名の指定強化選手がトレーニングに励んでいる。

バーベルを上げる。ただそれだけのシンプルな競技で、かつ一瞬で結果がわかるのも、パワーリフティングの面白いところ。

最終更新:8/30(金) 12:05
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