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日本の若者の46%が模倣品購入経験あり 世界のZ世代はコピー商品をどう見る?

8/30(金) 11:00配信

WWD JAPAN.com

“ニセモノ”の是非を問われれば否定的な声が大半を占めるだろう。それでも模倣品の数は減らないし、模倣品訴訟の数も減らない。2018年3月に東京税関が発表した資料によると、ファッション関連以外も含まれるが、「デザインを模倣した意匠権侵害物品の差し止め点数は前年比25倍で5万点超え」だという。

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これまでブランド側ばかりを取材対象としてきたが、消費者側はなぜ模倣品を購入するのかということに目を向けてみたい。“正規品”という触れ込みの商品を購入したら実はデッドコピー(注:許可なくそっくりそのままコピーした商品のこと)だったという場合もあるが、その一方で“〇〇風”といううたい文句で売られている商品が売れるということは、“正規品ではない”と理解した上で購入している消費者も存在するということだ。

"世界のジェネレーションZの半数がコピー商品に「NO」"

国際商標協会(INTERNATIONAL TRADEMARK ASSOCIATION)が1995~2010年に生まれたいわゆるジェネレーションZ(以下、Z世代)を対象に実施したデッドコピーに対する意識調査が非常に興味深い。日本、米国、中国、ロシア、イタリア、インド、インドネシア、アルゼンチン、ナイジェリア、メキシコの10カ国で、18~23歳の男女延べ4500人を調査している。

この報告書によると、全体の約半数(48%)がデッドコピーを購入することは「絶対によくないこと」または「たぶんよくないことだと思う」と回答している。「状況による」が39%、「全く問題ない」または「たぶん問題ない」と回答しているのは13%にとどまった。しかしその一方で、過去1年間にデッドコピーを購入したことがあると回答したのは全体の79%だった。つまり、「よくないことだとは理解しているが、購入している」若者が多いということだ。

さらに、Z世代が購入したことのある商品のジャンルは、アパレルが1位(37%)、シューズ&アクセサリーが2位(34%)。体内に取り込んだり皮膚に触れたりするため危険性が高いと認識し、購入をためらう食料品・飲料(18%)やパーソナルケア商品(16%)と比べると、購入に対するハードルが低いことが分かる。

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最終更新:9/5(木) 15:13
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