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日韓関係の緊張が高まる中、必要なのは憎悪ではなく希望

8/31(土) 8:33配信

HARBOR BUSINESS Online

日本政府の独自制裁により、北朝鮮からの土産品は没収

 共同通信が8月24日、報道したところによると、「8月上旬に北朝鮮を訪問した千葉市の在日朝鮮人の男性が、日本へ戻り羽田空港で税関検査を受けた際、北朝鮮在住の親戚から受け取った土産品の持ち込みは「経済産業省の指示で10個が上限だ」と言われ、超過分を没収されたことが24日、男性らの話で分かった」という。(参照:共同通信)

 この男性は千葉朝鮮初中級学校(千葉市)の校長である金有燮(キム・ユソプ)氏。北朝鮮訪問から戻ってきた金氏が、空港の税関で没収されたのは、ビール2缶と乾物ワラビ2袋、フェイスパックと、そして金氏の次男から頼まれていた「朝鮮切手セット」である(切手セットのみ税関指定ですべて没収)。

 また、同記事では以下のようにも報じている。

「日本政府は独自制裁の輸出入禁止措置に基づき、現地での購入品の国内持ち込みを認めていないが、関係者によると、在日朝鮮人が親戚から贈られた物は通常『人道目的』として持ち込みを認めてきた。最近になって政府が親戚間の贈り物にも『数量制限』を設けた可能性がある。(中略)金さんが経産省に問い合わせると、『親戚からもらったものは(禁輸の)例外として一定数持ち込みが認められることがある。その基本は10個だ』との説明を受けたという」

 北朝鮮からのお土産品の問題が公になったのは、2018年6月。修学旅行で訪朝していた神戸朝鮮高級学校の生徒らが関西国際空港の税関でお土産品を没収された。

 政府が北朝鮮への独自制裁を課していることと、生徒たちのお土産品の没収に現実的な相関関係はなく、当事者のみならず日本市民からの強い抗議もあり、後日「人道的な配慮」として税関が没収したお土産品を返還している。

 北朝鮮を巡る北東アジアの情勢は1年前に比べ劇的に変化している。

 2度に渡る南北首脳会談や世界の耳目を集めた3度の米朝首脳会談。今年の5月には安倍首相も「あらゆるチャンスを逃さない。私自身が金正恩委員長と向き合わなければならない。条件をつけずに向き合わなければならない」と、それまでの北朝鮮強硬姿勢を崩し対話の道をさぐる発言をしている。

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最終更新:8/31(土) 8:33
HARBOR BUSINESS Online

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