ここから本文です

キンコン梶原雄太がYouTubeで大成功した理由

8/31(土) 16:00配信

東洋経済オンライン

 今や本来の芸名よりも「カジサック」という名前のほうが有名になっているかもしれない。最近、YouTubeの世界で人気を博しているキングコングの梶原雄太のことだ。

【画像】人気YouTuber・ラファエルにも頭を下げたカジサック

 梶原はYouTuber「カジサック」として、2018年10月にチャンネルを開設して活動を始めた。「2019年末までに登録者数が100万人に届かなかったら芸人を引退する」と公言してスタートした。

 背水の陣の覚悟でYouTubeの世界に挑んだ梶原は、7月11日に見事に目標を達成。8月16日には自身のチャンネルで緊急生放送を行い、登録者数100万人を超えたチャンネルに贈られるという「金の盾」を公開した。

 YouTubeの世界で、登録者数100万人を超えるというのは本当に難しいことだ。芸能人でもそれを達成できている人は数えるほどしかいない。有言実行でこの高い目標を達成したのは文句なしの快挙である。8月29日時点で、登録者数は118万人を超えている。

■カジサック「成功の秘密」

 梶原はなぜYouTuberとして成功することができたのか。その理由を一言で言うと「本気でやっていたから」ということに尽きる。名の知れた芸能人がYouTubeを始めても、それほど再生回数が伸びないというケースは珍しくない。

 その理由は、彼らの多くはテレビなどのマスメディアに出ることを本業にしているため、YouTubeを副業として片手間でやってしまうからだ。そこにきちんと労力を注ぎ込んで、テレビと同じかそれ以上の真剣さで取り組むということがなかなかできない。

 しかし、梶原は最初から本気でYouTubeに臨んだ。そこには彼なりの悲壮な覚悟があった。相方の西野亮廣は絵本作家としてベストセラーを連発したうえに、多角的なビジネスを手がけて成功を収めていた。

 だが、一方の梶原は芸人として行き詰まりを感じていた。テレビタレントとしてレギュラー番組も少なく、満足のいく活動ができていなかった。このまま普通の芸人として生きていてもいいのか。先細りになるだけではないのか。悩み抜いた梶原が導き出した1つの答えが、YouTubeという新しい市場に進出することだった。

 梶原はYouTubeを始める前に、そこで求められていることは何なのか、どうすれば多くの人に見てもらえるのか、徹底的に研究を重ねた。企画や撮影や編集に関しては親しいスタッフの協力を得て、チームとして動画制作を手がけた。ちょっとしたテレビ番組を作るぐらいの意識を持って本気で取り組んだことで、クオリティーの高い動画が量産される体制ができて、登録者数はどんどん増えていった。

1/2ページ

最終更新:8/31(土) 16:00
東洋経済オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事