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待ち合わせは新宿南口。婚活中の32歳女を閉口させた、男のデートプラン

8/31(土) 5:20配信

東京カレンダー

男女間で生じる“勘違い”という悲劇。

どちらに非があるわけではないが、“勘違い”によってせっかくのチャンスを逃してしまうことも多い。

この連載では女たちが遭遇した、“男の勘違い”の原因と対策を探っていく。

名前:小林百合(仮名)
年齢:32歳
職業:エステサロン経営

「最近の出会いは、もっぱらマッチングアプリですね」

オープン直後の代官山のカフェで周囲を気にしながら、アラサー美女は控えめに語った。

艶のあるロングヘアと、透明感のある肌が印象的だ。

今回の報告者・小林百合(仮名)。彼女は代官山で、隠れ家的なエステサロンを開業している。

「大手から独立し、自分でサロンを開業して…早いもので丸3年になります。ありがたいことに、予約はほとんどリピーターのお客様で埋まっていて。予約困難の人気サロン、なんてメディアで取り上げられることも増えました」

百合のサロンの営業時間は13時から。夜の最終受付は20時で、ほぼ毎日、深夜に疲れ切って恵比寿の自宅に戻るという。

「普通にしていたら出会いなんてありません。なのでアプリで探して、オフの日や空き時間を見つけて積極的に会っているんですが…なかなか難しいですね」

そして、彼女がつい先日出会ったという、ある“勘違い男”について話をはじめた。

「初対面の印象はかなり良かったんです。それが2度目のデートで…」

彼女が、勘違い男・笹川大輝と出会ったのは、今から2ヶ月前のこと。

大手広告代理店勤務の34歳、目黒在住。マッチングアプリを通じて、彼の方からアプローチがあったそうだ。

「プロフ写真の段階で割と好みのルックスだったんです。イケメンってわけじゃないけど、私の好きな濃いめの顔立ちで、清潔感もあって。まだ夜の予約が入っていない日を彼のために空けて、会うことにしました。最初のデートで彼が予約してくれたのは、恵比寿の『十番右京』でした。

向かい合わない、かつ自然と距離が近くなるカウンター席を選んできた点も“慣れているな”という感じで、アラカルトのオーダーもスムーズにリードしてくれて。会話の引き出しも多く、さすがは代理店マンだと感心しました。

アプリのプロフ写真って、女だけじゃなく男も盛ってる場合が多いんですよ。でも笹川さんの場合はむしろ、実物の方が良いくらいでした。一緒にいて楽しいし、正直、かなりいい感じだったんです。

なんで今まで独身だったんだろう?という疑問は確かにわきましたが…けどそれを言ったら、私だって同じですからね(笑)」

百合が好感を抱いたのと同様、彼も彼女を気に入った様子だったという。

その日のうちに「また会いたい」と言われ、すぐに2度目のデートをすることになった。

ところが。この2度目のデートの行き先というのが、百合の想像の斜め上をいっていたとのこと。

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最終更新:8/31(土) 5:20
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