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<いだてん>加藤雅也、宮藤官九郎脚本に「ここまでやっていいのかと思うぐらいぶっ飛んでいて楽しい」

9/1(日) 20:45配信

ザテレビジョン

中村勘九郎と阿部サダヲがダブル主演を務める大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。

【写真を見る】かっこよすぎる!スマートな佇まいでエリートを演じる加藤雅也

同作は、宮藤官九郎が脚本を手掛けた日本のスポーツの歴史物語。日本で初めてのオリンピックに参加した金栗四三(勘九郎)と、日本にオリンピックを招致した田畑政治(阿部)が奮闘する姿を描く。

8月25日放送の第32回から田畑の目指す東京招致のキーマン、加藤雅也演じる杉村陽太郎が登場している。

杉村は文武両道のエリート外交官で、国際連盟事務次長を務め、柔道6段を持つ嘉納治五郎(役所広司)の“愛弟子”。

国際連盟脱退後はIOC委員となり、1940年東京オリンピック招致にあたってイタリア首相・ムッソリーニとの面会の算段をつけるなど大きく貢献した。

■ 説得力のある話し方や振る舞いを心掛けました

加藤は杉村について今回初めて知ったというが、「あの当時、海外の要人と対等に渡り合える交渉能力があり、立ち居振る舞いにおいてもインターナショナルなものを完璧に身につけた、相当の人物なのだろうなと感じました。

杉村について残された資料は多くはないのですが、参考にある限り読ませてはいただきました。IOC委員に選ばれるだけあって、文武両道に秀でた方だったようです」と印象を語る。

そして、「『いだてん―』に描かれる杉村は一流の社交家であり、ある意味自信家。イタリアのムッソリーニ首相とも渡り合えるほどですから。演技する際、難しいと感じたのは『英語は外交官的に話すように』と、言われたこと。

もちろん指導をしていただきましたが、それがどれくらいできているか分かりません。

ただ、外交官として英語だけでなくフランス語、イタリア語などの数カ国語を駆使してという役柄なので、細かなアクセントというよりは、説得力のある話し方や振る舞いを心掛けました」と演じる上でのポイントを明かした。

■ ぶっ飛んでいて楽しいですね

第32回で田畑を背負い投げするというインパクトの強い初登場を果たした杉村。

それについて加藤は、「柔道も講道館で学んだ杉村にとって、当初、偉大な嘉納治五郎(役所)に“タメ口”をきいている姿など、日本男児の礼儀にあるまじきという初印象だったと思います。

IOC委員としては同等だとしても、体育会系の感覚として『なんだこいつ』という気持ちは正直あったでしょう。

でも、オリンピックはスポーツの祭典であり、平和の祭典ということを田畑から学んでいくことになる。

政治的外交という面では自分が一流でも、オリンピックについては田畑の発言に一理ある、というのが徐々に理解できていくのだと思います」と分析した。

また、1940年の東京オリンピック招致については、「杉村は外交官でしたし、オリンピック招致を日本の国益のために頑張った人だとも思います。田畑のように平和の祭典という視点は、むしろ分かっていなかった部分もあったのでは、と。

政治の世界では、一国一城の主である首相や大統領が『OK』といえば『OK』になる。それがムッソリーニと日本へのオリンピック招致について話した際の手応えだったと思ったけど、そういう政治的外交とは違うということを突き付けられたと思います」と語った。

そして最後に「宮藤官九郎さんの脚本にはマニアックなところがあって、とっても面白い。演じる上では、非常に難しさもあります。ただやっていては、つまらなくなる。田畑を演じる阿部サダヲさんも、嘉納を演じる役所広司さんも、そこを見事にちょっとした表現で膨らませていて素晴らしいと思いました。

また個人的には、僕たちのオリンピックパートも魅力的ですが、僕は志ん生(ビートたけし)と五りん(神木隆之介)の浅草パートも大好きです。

べらんめえ口調でいろいろとやじを飛ばしているような痛快なところも、NHKで大河ドラマの枠でここまでやっていいのかと思うぐらいぶっ飛んでいて楽しいですね」と作品の魅力についてコメントした。(ザテレビジョン)

最終更新:9/1(日) 20:45
ザテレビジョン

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