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消費増税でも我慢せず満足を求める それが最高の節約

9/3(火) 7:47配信

NIKKEI STYLE

消費増税の実施まで1カ月を切りましたが、消費を控える以外の何か対策を考えているでしょうか。今月のマネーハックはテーマを「節約」としたいと思います。

資産運用には強い興味を示す頭のいい人が、しばしば軽んじるのが節約です。節約はちまちまとした行為の積み重ねであって、効果がないものと思い込んでいる人もいます。最初は、そうした誤解を解きほぐすところから始めてみましょう。

■節約の最大の誤解、ガマンするという発想

節約というと、誰もがあまり楽しそうな顔をしません。マネーハックの観点からいえば、ここが「節約マネーハック」のスタート地点でしょう。

節約を「ガマン」「苦しい」「つまらない」「楽しくない」というようなネガティブな言葉とセットにしていると、そもそも節約を行うモチベーションが高まりません。

それでも家計が赤字状態にある場合は切実さがあり、必死に取り組もうとするでしょう。しかし、家計がなんとかプラスで維持されているようになってくると、ガマンを強いられるので私たちはやる気を持てなくなります。そうなると、苦労するのは当たり前です。

しかし、「ガマン」と結びつけるネガティブな発想法がそもそもの間違いなのです。

■安さと質のバランスを保った節約を

世の中にもし「最高の節約」というものがあるとしたら、私はこんな節約が最高ではないかと思います。

○ガマンをしなくていい節約○生活水準を落とした感覚を抱かない節約

いかがでしょうか。最高ではないでしょうか。

節約をしたら「つらい」「苦しい」――。そう感じるということは無理をしているのです。確かに無理をして自分を抑え込めば、使うお金を減らすことができます。でもそれは20代における家計の節約であって、40代以降の発想法ではありません。

発想を切り替えてみましょう。たとえば、オシャレな100円均一ショップの「セリア」や300円均一雑貨店の「3COINS(スリーコインズ)」といったお店に行ってみませんか。今までホームセンターやオシャレな文具ショップで購入していた値段よりかなり安く(半額以下も珍しくありません)、しかもオシャレな商品がたくさん並んでいることが分かります。

これは「値段は低くなるものの、満足度は変わらない」買い物です。むしろ安く手に入った分、満足度はアップするかもしれません。

また、第三のビールは「安いけど味はイマイチ」と決めつけている人がいます。たとえば、「ホワイトベルグ」という商品がありますが、これは一般的なビールと異なるテイスト(ベルギービール風)で満足度も引けを取りません。一度試してみて味が好みであれば、値段は安く満足度は据え置きということになります。

息を止めるように出費を止める発想では長続きするはずがありません。安さと質の維持のバランスを上手にとった節約なら、楽しく実行できるのではないでしょうか。

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最終更新:9/3(火) 7:47
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