ここから本文です

猫の口内炎 人より症状が深刻化しやすい上に完治は難しい

9/4(水) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 痛みで食事が摂りづらくなったりと、発症するとなかなか厄介な「口内炎」。実は猫も口内炎になる。それも、人間より症状が深刻化しやすいそう…。今回はニャンとも痛い、お口のトラブル、猫の“口内炎”について解説する。

【写真】歯磨きをちょっと嫌がる猫ちゃん

 口内炎とは、歯肉、舌、頬の内側など口の中の粘膜が炎症する病気のこと。人間の場合、口の中にポツポツと点状にでき、数日で治るケースがほとんどだが、猫の口内炎は広範囲にでき、一生つきあわなければいけないケースも多い、とJVCC二次動物医療センター目黒病院センター長の佐藤貴紀さんは言う。

「口内炎の疑いのある猫は、よだれがたくさん出たり、口臭がきつくなる、口が気になり、前足で口の周りをかく仕草が多くなる、口の周りを触られると怒るといった症状が見られます」(佐藤さん・以下同)

 さらに進行すると、食欲不振に陥り、元気がなくなってぐったりしてくるという。

「猫の口内炎は気づきにくく、来院した時にはすでに口の中が真っ赤になるほど腫れてしまっていることが多いんです。猫は“痛い”と声に出して言えませんが、その代わりに、何度も前足で口の周りを触ったり、食べ物を拒むなど、行動や仕草で痛みを訴えます。おかしいと感じたら、すぐに動物病院を受診しましょう」

 しかも、猫の口内炎は、ひどく痛むのが特徴だ。痛みや違和感から食事がしづらくなると、体重は減り、体力も落ち、ほかの病気を併発しやすくなる。口の周りを頻繁に触り、気にしているようなら、注意して!

 口内炎の原因は、主に次の3つがあげられる。

【1】病気やストレス、薬剤などの影響で、免疫力が低下したため
【2】猫カリシウイルスや猫エイズなどに感染したため
【3】歯周病や歯肉炎など口腔内の病気による細菌感染

 そのほか、口の中の傷に細菌が入ることで発症したり、ビタミン不足などの栄養学的な理由、さらにアレルギーや薬の副作用などが関与しているケースもあるという。

 予防法は、それぞれの原因により変わってくる。

1/2ページ

最終更新:9/19(木) 22:49
NEWS ポストセブン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事