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広島 飯田哲矢は内角を突く新球シュートで左封じの立場を築く

9/5(木) 6:09配信

広島アスリートマガジン

 プロ5年目のシーズンを迎えた飯田が新たな球を武器に一軍昇格を虎視眈々と狙っている。
 長らく一軍リリーフ陣の課題とされてきた左腕不足だが、今季はフランスア、レグナルト 、中村恭平の速球派左腕が定着し、序盤からフル回転。サイドスロー左腕の飯田は二軍で一定の結果を残しているが、一軍からの声は掛かっていない。
「求められているのは左打者を抑えること。昨季はカーブとスライダーと直球の出し入れだけで勝負していましたが、春先からシュートも投げるようになって手応えを感じています」
 左打者の内角攻めというテーマを掲げた飯田が習得を選択した球種はシュート。左打者の内角をえぐる新たな変化球は、左腕の投球に確かな広がりをもたらした。
「カウントを取る球としても、そして決め球としても使える球ですね。最終的に外で抑えるにしても内を有効に使わないと、目付けをされて簡単に打たれてしまいますから」
 究極の課題となってくるのは、そのイメージを実際のマウンドで投影できるかどうか。飯田自身も「練習でできている組み立てを実戦で再現していかないといけない」と語るように、実戦レベルで左打者を完璧に抑えることが、一軍昇格の道につながっている。
「今年はブルペンの入れ替えが激しいイメージがあります。その点をポジティブに捉えて、なんとか一軍に上がることができればと思っています」
 17年秋から覚悟を持ちサイドスローに転向したが、ここまでは一軍でその真価を発揮することができていない。プロ5年目の左腕はこの崖っぷちから必ず這い上がってみせる。




(広島アスリートマガジン2019年9月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 飯田哲矢(いいだてつや)
1991年3月28日生、神奈川県出身/182cm 80kg/左投左打/投手/プロ5年目・28歳/藤沢翔陵高-亜細亜大-JR東日本-広島 (14年ドラフト6位)



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広島アスリートマガジン編集部

最終更新:9/5(木) 6:09
広島アスリートマガジン

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