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「MBAは役に立たない」は誤解…経験者だけが知る“アドバンテージ”

9/5(木) 11:15配信

PHP Online 衆知

earth music&ecologyをはじめ30以上のブランドを展開するストライプインターナショナルは、子どもを持つ男性スタッフに必ず月に一度育児のための休暇取得を促す「イクメン推進休暇」を導入するなど、スタッフファーストを徹底し、同社を大きく成長させる原動力となり、代表の石川康晴氏の経営手腕にも大きな注目が集まっている。

その石川氏は新著『学びなおす力』の冒頭で、「先の見えない時代を勝ち抜くために、組織に属する一人ひとりが個性を磨き続けること、広い視野をもつことは、これまで以上に大事になってきています」と、今の時代だからこそ「学びの重要性」を説いている。

本稿では、同書より社会人にとっての学びの代表格である「MBA」について、石川氏が言及した一節を紹介する。

※本稿は石川康晴著『学びなおす力 新時代を勝ち抜く「理論とアート」』(PHPビジネス新書)より一部抜粋・編集したものです。

MBAの知識があるだけでも、会話のキャッチボールのスピードが変わる

「創造力が求められる時代に、MBAは役に立たない」

こうした意見を、皆さんも一度は聞いたことがあるでしょう。
はたして、そうでしょうか。

MBAとは、「Master of Business Administration」の略称で、日本では「経営学修士」と呼ばれ、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。欧米では、MBAはビジネスエリートの証と見なされます。

「いまさら、そんなものを取得するためにわざわざ大学院に通うのは時間の無駄だ。MBA人材を採用すればいい」と言う人もいますが、それも極論だと思います。

MBAの知識が少しでもあるだけで、ビジネスの可能性が広がるだけでなく、仕事のスピードが驚異的に上がります。

一つ実例を挙げましょう。

2017年、インドネシアのファッションECベンチャーである「PT Bobobobo」(ボボボボ社)に出資を決めました。「ZOZOTOWN」のような会社で、インドネシアでファッションECサイト「Bobobobo(ボボボボ)」を運営し、オリジナルブランド「WASTU(ワスツ)」も展開しています。

その社長のジミー・アクリさんは、アメリカでMBAを取得しています。
出資にあたってアクリさんと交渉する過程で、MBAで学んだフレームワークが大いに役立ちました。過去の有名な事例を引用しながらフレームワークに落とし込んで話すと、会話のキャッチボールのスピードが違います。結果的に、予定より早く交渉がまとまったのは言うまでもありません。

MBAで学ぶことは、ビジネスの大部分で使えます。本章を読んでいただけば、そのことを実感できると思います。

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最終更新:9/5(木) 12:16
PHP Online 衆知

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