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なぜ“ジャンボ機”は魅力的か? 超大型機(B747&A380)の魅力を飛行機好きのイケメン俳優が深める!(森崎ウィンの「みんなで飛行機よもやま話」Vol.2)

9/6(金) 20:41配信

GQ JAPAN

芸能界きっての飛行機フリークである俳優・森崎ウィンさんが、航空評論家で元JALパイロットの小林宏之さん、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんとともに飛行機についてちょっとマニアックに話し合う5回連載の第2回は、ボーイング「747」型機、通称“ジャンボ”とエアバス「A380」型機、2機の超大型旅客機の魅力について。

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好きな旅客機はA380です!

飛行機が大好き! と、公言する俳優・森崎ウィンさんを囲んでの座談会は2019年6月16日(日)に東京都渋谷区の『GQ JAPAN』編集部でおこなわれた。

航空評論家で元JALパイロットの小林宏之さん、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんとの鼎談の第2回は、今昔の超大型機をめぐって盛り上がる。

【座談会メンバー(敬称略)、森崎ウィン(俳優)、小林宏之(航空評論家、元日本航空パイロット)、鳥海高太朗(航空・旅行アナリスト)、稲垣邦康(『GQ JAPAN』デジタル・エディター)】

大型旅客機の今

稲垣:森崎さんが好きな旅客機を教えてください!

森崎:ひとつはエアバス「A380」型機です。ちょうどハリウッド映画に出演していたとき(2017~2018年)、ロサンジェルスからイギリスまで、ブリティッシュ・エアウェイズのA380型機のファースト・クラスに搭乗したのは、今でもいい思い出です。しかも、着陸後、コクピットも見せてもらいましたし。

稲垣:ボクも先日、ANAが導入したA380型機の取材でコクピットを見学しました。中2階にコクピットがあるつくりは、面白いなぁと思いました。

鳥海:A380型機は皆、「総2階建てだからコクピットも2階にある」と、思っている人が多いようですね。A380型機は1階に入口があって中2階にコックピットがあるのに対し、ボーイング「747」型機は2階にコクピットがあります。

森崎:すいません、ジャンボ(ボーイング「747」型機の愛称)についてはあまり知識がなく知りませんでした。今まで、搭乗した経験もないもので……。

鳥海:世代差かもしれないですね。30代以上は、旅客機=ジャンボを想起する人が圧倒的に多いです。森崎さんは、ミャンマーによく行かれると聞いていたので、てっきりタイ国際航空のジャンボ(747-400)に搭乗した経験があるかと思っていました。

森崎:タイ国際航空は搭乗経験こそあるのですが、ジャンボではありませんでした……。ちなみにジャンボは現在、どのエアラインが運航しているのですか?

鳥海:日本便にジャンボを使用するエアラインは、ルフトハンザドイツ航空やカンタス航空などです。ただし、カンタス航空は2020年を目処にすべてのジャンボを退役させる予定です。

森崎:ジャンボを見る機会は圧倒的に少なくなりましたね。

小林:4発機のジャンボは燃費が良くないため、各社、双発機に切り替えているのが現状です。燃費さえ良ければ、当面、現役で活躍出来たのかもしれませんが、これだけ原油価格が高騰すると……(註1)。また、当局によって定められている双発旅客機の長距離路線運航ルールが緩和された(註2)のも、切り替えが進んだ要因です。

註1:1990年代は1バレルあたり25米ドル前後だったが、2004年ごろより上昇し、現在は1バレルあたり55ドル前後である。

註2:双発旅客機機は従来、国際民間航空機関 (ICAO)の決まりにより、飛行中、60分以内に辿り着ける空港がないルートは、フライト出来なかった。なぜなら当時、エンジンの信頼性が低かったからである。そのため、太平洋などを双発機が横断するのは不可能だった。しかし、エンジンの信頼性が向上した結果、決まりは緩和され、現在は最寄りの空港まで120~180分(認定内容によって時間は異なる)以内に辿り着けるルートであれば、双発旅客機のフライトも可能になった。

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最終更新:9/6(金) 20:41
GQ JAPAN

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