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ファッションYouTuberが 東京・西麻布にセレクトショップを作った理由

9/6(金) 19:00配信

FORZA STYLE

グーグルマップを見ながら、西麻布の隠れ家探しを愉しむ

ファッションYouTuberのなかむさんは、2017年後半にYouTubeでの動画配信をスタート。その理由を尋ねると、「代官山にあるブランド古着店で働いていたのですが、新規のお客さんを獲得するPRとしてYouTubeを始めました。今はハイブランドやまだ知られていないブランドを紹介するなど、ファッション業界を盛り上げたいという思いで活動を続けています。まだ試行錯誤している段階ですが、ファッションのニッチな部分にスポットを当てているので、もっといろんな人に知って欲しいです」と語る。

――グーグルマップを見ながら来ましたが、西麻布とは思えないほど静かな住宅街の中にありますね。

なかむ 「駅から遠い70~80平米ぐらいのスペース」を探していて、向かいの住居の木がきれいだったのもあって気に入りました。

――確かに緑が借景のようになって、大きく切った窓越しに気持ちいいですね。店舗のデザインはご自身ですか。

なかむ デザイン・設計は自分で、どうしても和室を作りたかったので、ほぼ理想通りの出来です。2階が和室とレザーアイテム、3階が洋服とアクセサリーの構成ですが、お客さんの滞在時間が長くて、スタッフとの会話も多く、なによりお客さん同士がここで仲良くなるのをよく見ます。

――店名の『Lieu(リュー)』の意味は。

なかむ Lieuは、フランス語で「場所」という意味です。店のコンセプトが“服好きが集まる場、交流できる場”で、キーワードが場所なので付けました。

ファッションを扱う以上、「カッコイイ」ことがなにより大事

――YouTuberとして活動していると、「リアル店舗」より「オンラインショップ」の方が親和性が高いと思いますが……。

なかむ そうですね。上手くリンクさせればオンラインの方が売れると思いますが、ファッション業界は売上の数字を作ること以上に、「カッコイイこと、凄いこと」をすることがなにより大事です。他とは違うカッコイイ空間を作って、服が好きな人が集まってきて、接客したり試着したり、「実際に足を運ばないとできないこと」ができるリアル店舗を作りたかった。YouTubeなど新しい発信もしていきますが、昔ながらの部分を残したいと思いました。

――オープンして1ヵ月が過ぎましたが、手応えはどうですか。

なかむ 人件費など経費はかかるし、大変なことばかりですが、7月末から8月のあの酷暑の中、「YUKI HASHIMOTO(ユウキ ハシモト)」のウールカシミヤのコートがすぐ売れたり、地方から来てくれたお客さん同士がここでLINEの交換をしたり、「服が好きな人はまだこんなにいるんだな」と実感しました。良いモノは売れるし、凄くエネルギーを感じています。

――現在の扱いブランドの特長などを教えてください。

なかむ 今は12ブランドを扱っていて、いずれもドメスティックブランドです。「SOSHI OTSUKI(ソウシ オオツキ)」や「MASU(エムエーエスユー)」などはお客さんのリアクションが大きいですね。今はブランドをいたずらに増やさず、デザイナーとコミュニケーションを取りながら共感できるブランドとやっていきたいと思っています。インポートブランドは2020年秋冬からですね。

――これだけのスペースがあれば、トランクショーやポップアップなどいろいろできそうですね。

なかむ ブランドのポップアップは積極的に取り組んでいくつもりで話を進めています。

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最終更新:9/6(金) 19:00
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