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家づくりの完成までの流れを知ろう! 住宅会社選び→間取り決定→契約→竣工まで

9/6(金) 6:15配信

ダイヤモンド不動産研究所

注文住宅を建てると決めたら、最初に知っておくべきなのが、家づくりの流れです。この流れは、ハウスメーカー、工務店、設計事務所のどこに頼んだとしても、ほぼ同じになります。まずは、ざっくりとした流れと、気を付けるポイントを学んで、入居希望日までのスケジュールをイメージできるようにしましょう。(株式会社かえるけんちく代表・一級建築士 船渡亮)

目次
・注文住宅が出来上がるまでには7つの工程がある
・1)準備段階でやることは、資金計画と基礎知識の習得
・2)住宅会社選び・間取り検討期間は、家づくりの中核!
・3)間取りと仕様を確定し、仮契約をする
・4)請負契約・確認申請の期間、その後は小さな変更でも費用が発生する
・5)地盤改良・地鎮祭は、まとまった費用が必要
・6)着工~竣工は、工法によって期間はさまざま
・7)引き渡し・外構工事期間に気を付けることは、残金の支払いタイミング

注文住宅が出来上がるまでには7つの工程がある

 注文住宅を建てるには、上記の7つの工程が必要になります。家づくりの期間は、土地が決まっている場合でも、1年はかかると考えておいた方が良いですね。あまりタイトにスケジュールを組んでしまうと、納得できないまま工事が進んでしまうこともあります。家づくりの期間に比べて、そこに住む期間は、30~50年と長期間です。後悔しないように余裕をもったスケジュールを組むようにしましょう。

1)準備段階でやることは、資金計画と基礎知識の習得

 ここからは、各工程の説明と施主が気を付けることを紹介します。

 まず、第一の工程の「準備段階」は、家づくりの基本的な知識を学び、家や暮らしについて家族で話し合い、資金計画を立てる期間です。書籍やインターネットで情報収集をしながら、家族でこれからの暮らしや家づくりの方向性について話し合う機会を設けるようにしましょう。

理想の暮らしを話し合う 注文住宅をつくって、どんな暮らしを実現したいのかについて、話をしてみましょう。屋上でBBQをしたい、ピアノを思う存分弾きたい、ボルダリングがしたい、とにかく家事時短、片付けやすくしたい、洗濯ストレスをなくしたい、または、一年中快適に暮らしたい、地震の不安をなくしたい、家族の会話が弾むようにしたい、などなど、新しい家での新しい暮らしで実現したいことを、まずは書きだしてみてください。その中から、「これだけは絶対に実現したいこと」を選んで、家族で共有するようにしましょう。

「これだけは絶対に実現したいこと」は、家づくりを進める中で、変更やアップデートしても構いませんので、まず言葉にして、自分や家族で確認するようにしてください。

資金の総額を決める 住宅会社を決める前に、家づくりに使えるお金の総額を決めます。総額は、自己資金+住宅ローン借入額で決まります。住宅ローン借入金額は、最初は、現在の家賃をベースにローンを考える、年収の5倍で考える、などざっくりとした数字でつかんでおき、その後、ライフプランシミュレーションを行い、将来のお金の見通しを立てるようにしましょう。

 ライフプランシミュレーションでは、年収や住宅ローンの他に、教育資金や旅行、車の買い替えの頻度なども検討します。家づくりは理想の暮らしを実現する手段でしかないわけですから、新居で豊かな暮らしを送ることを第一に、無理のない計画を立てるようにしましょう。

展示場に行く 住宅展示場に行く目的は2つあります。

 1つ目は、家族の家や暮らしに対する価値観を知ることです。実際に暮らしたらどうだろうという視点でキッチンに立ったりソファに座ったりしながら感想を話すことで、家族の知らなかった一面を知ることもできます。

 2つ目は、家づくりの知識の共有です。インターネットや書籍からの情報収集は一人で行う場合が多いので、家づくりの知識量は家族によって偏りがちです。住宅展示場であれば、基本的な家づくりの情報が分かりやすく紹介されており、営業も説明してくれるので、知識を共有できます。

 ただ2回目の「住宅会社の選び方」で話したように、展示場ではアンケートへの個人情報の記入を求められますが、この段階ではスルーした方が無難です。「名前は書きたくないので!」と宣言すれば、それ以上は何も言われませんし、そういう方も多いので気にせず見て回りましょう。

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最終更新:9/27(金) 16:00
ダイヤモンド不動産研究所

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