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飯豊まりえ 母から受け継いだ一粒ダイヤの指輪

9/7(土) 11:31配信

NIKKEI STYLE

■母が今の私の年齢の時にオーダーメイドした指輪

9月に『いなくなれ、群青』『惡の華』と2本の映画が公開され、ドラマ『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』でも注目を集める飯豊まりえさん。女優、モデルとして多忙な日々を送る21歳が、「母からのプレゼント」という指輪や、癒やしをくれるコーヒーメーカーなどについて語ってくれた。

【写真はこちら】飯豊まりえさん「私のモノ語り」

「これは最近、母からもらった指輪です。実は中学生の時に1回もらってたんですけど、大人っぽ過ぎるので着けてなかったんです。それを『今なら似合うんじゃないか』と、改めてプレゼントしてくれました。

オーダーメードの指輪で、母が21歳の時に、自分でデザインしたものなんですよ。21歳というと、今の私の年齢。骨格が一緒なのかサイズがぴったりで、『母も同じ歳の時に着けてたんだ』と思うとうれしくて。シンプルで、どんなファッションにも合う気がするところも気に入っています。

もらったときに、『子どもに着けてもらえると意外とうれしいもの。あなたも自分でデザインしてみたら?』と言われたんですけど、『確かに』と思いましたね。いつか作ってみたいです。とりあえず、今自分が着けているアクセサリーは全部取っておいて、あげられるようにしようと思いました(笑)」

飯豊さん自身も、自作しているモノがある。焼き物の皿だ。

「10代の頃から陶芸が趣味で、土をこねるところから始めて、手びねりで成形して焼いています。始めたのは、土地土地の土を使って、自分のお皿を作ってみたいと思ったから。陶芸って、その時の気温や湿度、土の状態によって、焼き上がりが変わるんですよ。デザインを考えて色つけしておいても、焼いてみないとどう仕上がるかわからない。そこが難しくもあり、面白いところです。

完成したお皿は、自分で料理に使ったり、人にプレゼントしたりもします。あげた相手から『使ってるよ』と写真が送られてきたりするとうれしくて、『また作ろう』と思います」

■島に1つだけ持っていくとしたら「家族の写真」

9月6日公開の出演映画は、『いなくなれ、群青』。シリーズ累計100万部突破の河野裕さんの小説を映画化した作品だ。飯豊さんは、謎だらけの島「階段島」で幼なじみの七草(横浜流星)と再会し、島を出ようとするまっすぐなヒロイン・真辺由宇を演じる。

「『この役をやってほしい』とお話が来たので、『自分に合ってるのかな?』と思って原作を読んでみたんです。そうしたら、シンパシーを感じるような役柄で。もし真辺のように知らない島に閉じ込められたら、同じような行動をする。周りに流されて同じ行動をしないところも、似てるなと思いました。

演じる上で難しかったのは、目線を外さないことです。私と横浜さんは本当の幼なじみで、会うのは久々だったんです。だから、向き合うとなんだか照れくさくて。それに横浜さんは格闘技をやっているので、目線がブレず、グッと来るんですよ。私、こう見えて人見知りなので。思わず目線を外しては、監督に注意されてました。

独特なセリフを、自分の中に落とし込んで言うことも難しかったところですね。感情にも理解できない部分があって、横浜さんにもよく『ねぇ、これって理解できる?』と相談していました。そうして『こういうものだ、と思って、考えずにやるべきじゃない?』という結論になって、あえて感覚的に演じたところがありました」

飯豊さんがもし一人で孤島に連れて行かれるなら、何を持っていくのだろう。

「『いなくなれ、群青』は、人間の弱さを肯定してくれるところがある作品。この映画を見ることで、自分を許すという作業ができるようになってもらえたらうれしいなと思います。

島にひとつだけ持って行けるなら……家族の写真かな。家族の顔を忘れたら、嫌じゃないですか。それだけは絶対、忘れたくない。私、家族、大好きなんで(笑)」

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最終更新:9/7(土) 11:31
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