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柚希礼音とソニンが初共演!日米共作ミュージカルの魅力を語る<前編>

9/7(土) 6:00配信

ザテレビジョン

ブロードウェイの新進気鋭の作曲家コンビ、クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーと日本のクリエーティブ・チームが新作ロックミュージカルを共作し、世界に先駆けて上演するA New Musical「FACTORY GIRLS ~私が描く物語~」(以下、「FACTORY GIRLS」)が、9月25日(水)から10月9日(水)までTBS赤坂ACTシアターで上演される。同作は、19世紀半ばにアメリカ・ローウェルの工場で過酷な労働を強いられる女性たちが自由を求め戦う姿を描く。

【写真を見る】クールにポーズを決める柚希礼音とソニン

今回、主演を務める柚希礼音と共演のソニンにインタビューを行った。女性の権利を求め、労働争議を率いたサラ・バグリーを演じる柚希とサラとぶつかり合いながらも固い友情を結ぶハリエット・ファーリー役のソニンに、作品への意気込みや互いの印象などを聞いた。

■ ソニン、初共演の柚希は「めちゃめちゃチャーミング」

――日米共作で新作ロックミュージカルを世界に先駆け上演すると聞いた時の感想を教えてください。

柚希:やはりミュージカルは恋愛を主軸にしているものが多く、女性たちがメインとなっているミュージカル作品にこれまであまり出演したことがなかったので、とても興味深く楽しみだなと思いました。

ソニン:私自身、どこかの国で上演されていたものを日本初演という作品への出演経験はありますが、いわゆるワールドプレミア公演に出演するのは初めてです。

プレッシャーもありますが、海外のものを日本のクリエイティブチームで作り上げるというのはすごく楽しみですね。

日本のクリエイティブチームや役者はどの国より繊細だと思うので、その融合がうまくいけばいいなと思います。

――お2人は今作で舞台初共演ですよね。

柚希:ソニンちゃんと一緒にできるなんて。

ソニン:柚希さんが東京宝塚劇場で退団公演をされている時に、隣の日生劇場で公演していたんですよ!「今日は外がすごいらしいよ!」と話題になっていて、すごく記憶に残っているんです。

柚希:すごーい! そうなんや! じゃあ一応なんとなくの接点は。

ソニン:そして巡り合わせで同じ事務所になりやっと共演できるということで、ワクワクしています。

――お互いの印象はいかがですか?

ソニン:めちゃめちゃチャーミングな方だなと。

柚希:ええ!? チャーミング?

ソニン:舞台に立っている時と雰囲気は違い過ぎて、ちょっと戸惑ってしまったくらいです。

こんなにフレンドリーに接していただけるんだと思って、素の姿を見た瞬間に一気にファンになっちゃいました。

柚希:へぇ~、うれしい!

ソニン:ステージももちろんですが、終演後に柚希さんに会うのが楽しみって感じで。柚希さんとこれまで共演された方からは、「本当にいい方だよね」「フレンドリーで仲良くなっちゃった!」と聞くことも多いです。

柚希:舞台で見るたび、「ソニンちゃんは本当にすごいな」と思っていて、リスペクトしているんです。一緒に舞台を作ることで学びや相乗効果があると思うので、とても楽しみですね。舞台に立つ上で特に作り込まず、ドンと立っていられる人ってあまりいないのですが、ソニンちゃんはそれができる人。だから舞台を見ていて心にスコーンと感情が入ってきますし、そういう人のお芝居が大好き。私自身も頑張りたいと思います。

■ 「リアルに表現できれば」

――柚希さんは工場で働きながら文章を書くことで新たな自分を発見するサラ・バグリーを、ソニンさんは女工たちの憧れの存在・編集者のハリエット・ファーリーを演じますが、役作りのプランなどはありますか?

柚希:知性と文才で力強く闘うという役なのですが、私は文章の力なんてゼロだから…(笑)。しっかりと作り込まないとなかなか納得していただけないと思うので、ちゃんと学ぼうと思っています。

“こんな思考だからこそ、そういう行動になるんだ”ということを、台本を通してしっかり理解して演じていきたいです。

ソニン:私がこれまで演じてきたのは先陣切って戦うような役が多かったのですが、ハリエットは柚希さん演じるサラとは反対で保守的。ある意味現実主義であり、はみ出すより守る方がセーフティーだと思っている人物です。

一方で、リーダー的な貫禄やカリスマ性が必要な役どころでもあるかと。柚希さんのサラの造形にもよりますが、対比ができた方がおもしろいと思うので、サラとは逆の強さみたいなのを作り上げられたらいいなと思います。

柚希:サラとハリエットは対立するからね…。同じところを目指して最初は意気投合していたけれど、途中で意見が異なるようになってしまうというあたりもリアルに表現できればと思います。

■ 女性だらけの稽古場は「未知の世界」

――柚希さん演じるサラは実在の人物だそうですね。

柚希:実在の人物を演じるのはすごく好きなんです。例えみんながその人のことをよく思っていなかったとしても、自分はその人の一番の味方になれるじゃないですか。だからサラが実在の人物だと知ってとてもうれしかったです。

サラは実家を立て直すため、そして自由を求めて工場に行きますが、そこでいろいろな問題に直面して…。そんな状況の中で、問題を解決するために闘おうとするということは、強い正義感を持っていたり、また労働環境も本当に切羽詰まった状況だったんだろうと思います。たくさん調べて挑みたいですね。

――ソニンさんは今までにあまり演じたことのないキャラクターとのことですが、ハリエットをどのように作り上げたいと思っていますか?

ソニン:そもそも“働くとは何だろう?”と。世間には「働くということが一般的だから」という理由で働いている人もいるだろうし、そもそも働いていない人もいる。ただハリエットに関しては働くことに対して理由があるんですよね。だから「人それぞれ働くということに理由がある」という部分で、現実味を帯びた女性像を作っていけるのではと考えています。

――女性がメインの作品ということで稽古場も女性ばかりかと思うのですが、楽しみにしていることなどはありますか?

柚希:女性ばっかりの稽古って久しぶりだなと! でもみんな(男役ではなく)女性の格好をしているから宝塚とはまた違うのかな…。でも女性だけの稽古場は、グルメや美容とか様々な話題で稽古前は盛り上がったりするので、そこもとても楽しいと思います。

ソニン:私はあまり経験がないですね。だから未知の世界です。(ザテレビジョン)

最終更新:9/9(月) 13:22
ザテレビジョン

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